感想:「姉ちゃんの詩集」

25日に届いた。

以前のエントリーで、「(秘密の詩集を弟が VIP に晒していくという)コンテキストを無視してこれを評価することはできないのだと思う。」と書いた。これは「評価に値せず」という意味ではなくて、「詩とコンテキストを切り分けて考えることが私には難しい」という意味。

今回の書籍化で、コンテキストを離れて純粋に詩だけを読めるようになったわけだが、予想以上に良かった。

楽しい詩もあれば、考えさせられる詩もあるし、意味のわからない詩もある。なんつうか、安定した自我があって、それが様々な事象を言葉にしているというのではなく、不安定に揺れる自我がごく普通の日常を様々な視点から言葉にしているという感じ。ごくありふれた光景を次々と変化する視点で見てるから、万華鏡のような楽しさがある。何人もが書いた詩をまとめて読んでるみたい。

一番印象が強かったのは「後悔」という詩。たった二行の詩なんだけど、ちょっと鳥肌が立った。

たぶん、月日が経って読み返すと、また違った感想を抱くと思う。とりあえず、大切に本棚に保管しておこう。

関連エントリー

by Myfuna at 2006年12月26日 07:59 Comment(0) TrackBack(1)

『姉ちゃんの詩集』配送が遅れているそうです

小社発行『姉ちゃんの詩集』に多数の御予約、御購買をいただき、心よりお礼申し上げます。現在、諸般の事情により、一部書店への到着、及び通信販売での配送スケジュールに遅れが生じており、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。一刻も早くお届けすべく、関係者一同最善の努力をしております。以上ご賢察 いただきますようお願い申し上げます。 講談社MouRa

Moura

だそうです。

私が Amazon に注文した分は、「発送済み、配送予定:2006/12/25」ってなってるな。

by Myfuna at 2006年12月24日 01:08 Comment(2) TrackBack(1)

「姉ちゃんの詩集」本日発売

えー。当ブログ、自分ではロケットやらゲームやらの小ネタを多く書いてきたつもりなんですが、アクセス数的には「姉ちゃんの詩集」関連がダントツで1位、それをだいぶ引き離して「デジモン」、それ以外は全部併せても詩集ネタの半分以下という状況でして、アクセス数からみると「姉ちゃんの詩集」専門ブログと言っても過言ではない感じ。となると、このニュースは取り上げねばなるまい。

「姉ちゃんの詩集」が本日(12/20)発売開始だそうです。

by Myfuna at 2006年12月20日 01:09 Comment(0) TrackBack(1)

「姉ちゃんの詩集」特設サイトができたようです

いつのまにかできてた。

まだあちこち製作中だけど、気になるキーワードをピックアップ

  • 隔日更新収録未公開詩
  • 期間限定公開 サマー本人が朗読する「姉ちゃんの詩集」 12月7日配信開始
  • 日本初!電子書籍版同時発売 詳細は近日公開
by Myfuna at 2006年12月04日 09:17 Comment(0) TrackBack(3)

姉詩集書籍化

以前紹介した「姉ちゃんの自作詩集」の発売日が決定しました。

「姉ちゃんの詩集」(著者:サマー)。12/21、講談社から。定価1000円。

2ちゃんねるのレスは含まず、あくまで詩集という形になる模様。その代わり、未発表の詩や書き下ろしエッセイを含むらしい。

もちろん購入予定。詩集なんて買うのは久しぶりだな。

関連リンク

関連エントリー

「姉ちゃんの自作詩集発見した」が面白い

クォリティー高すぎw

姉(サマー)の自作詩集を弟(ルイーゼ)がVIPにうp

まとめサイトなどで話題に

某出版社から、出版の打診?

ルイーゼ、サマーに詩集を2ちゃんねるで晒したことを告白

避難所に母(ロッテ)降臨。2ちゃんねらー&ガンヲタだと判明

サマー降臨

18時間で5000レスの祭りに←今ここ

最近の驚天動地の展開には目を離す暇がない。当方、Oblivion で忙しいにも関わらず、Sims2 Pet まで発売されるし、師走を前にして早くも息つく暇もない忙しさである。

そういえば、ナチュラルボーンプリティな「俺の幼なじみ」 の続きも気になるところだが。

12/5追記

こちらもぜひ

11/5追記

予想以上にものすごい勢いで検索から人が飛んでくるので、まじめに感想なんぞを追記しておくことにする。

残念ながら詩の良し悪しを評価できだけの経験は私にはないのだが、サマーの詩は読んでて楽しかったし、振り返ってみてちょっと心が軽くなったような気がした。

作者が短い言葉に込めた思いをきちんと受け取れたかどうかは自信がないが、何かが込められた言葉であるということはひしひしと感じられる。感受性に乏しい私としては、プロと呼ばれる人が書いた詩を読んでもなんとも思わないことが多いので、詩を読んで言葉の向こうに何かを感じるという体験がそもそも新鮮だった。

小学生、中学生時代の作品ということで、語彙もそう豊かではないし、技巧的に優れているわけではないだろうけれど、却ってそれ故に誰かに想いを伝えたいという欲求がストレートに伝わってくるのかもしれない。

これらの詩が誰にでも書ける稚拙なものだとは思わないのだけど、これを書ける才能が百人に一人のものか、千人に一人のものか、あるいは百万人に一人のものかは私にはわからない。

「小中学生の女の子で、こっそり詩集を付けてる子は割といっぱいいるよ」って言われれば、そんなもんかとも思う。もしかしたら、日本には何万人というサマーがいるのかもしれない。(これはこれでステキな話だ)。

「この子は人並み外れたセンスの持ち主だ。言葉の選び方、その並べ方に天性のものを感じる」みたいなことを偉い人が言ってたら、へぇそうなんだ才能は出るべくして世に出るもんなんだな、と思うかもしれない。

結局のところ、私にとってはコンテキストを無視してこれを評価することはできないのだと思う。

悪名高き2ちゃんねるの中でも、最も評判の悪い VIP で本人の承諾なしに、勝手に詩集が晒される。正に趣味の悪い話だ。

しかしそれが、単に笑いもので終わってしまわずに、妙に好意的な評価を受けて盛り上がるだとか、本人に経緯をバラした結果当然怒られはしたものの(苦笑めいた)事後承諾が得られるなんてあたりには、ものすごく現代的な感覚を感じる。あげくの果てに、当事者である姉弟の母が登場し、しかもそれが生え抜きのねらーでリテラシー高すぎ、なんて展開はもはや現代の御伽噺だ。

こうゆう特異なコンテキストに包まれて、この詩に出会えたことはラッキーだったと思う。なんつうか、餡子と皮が一緒になって大福って食い物なのであって、餡子だけ食ってその良し悪しを論じることはできない。っていうか、そもそも俺餡子好きじゃないし…。いや、甘いもの嫌いだから餃子とかの方が適切か?

何を言いたかったのか自分でもわからなくなって来たが、詩を読んで楽しいと思えたのは始めての経験だったので自分のブログで記事にしてみた次第。例え、周辺状況を含めて楽しかっただけにせよ、中身の餡子が粗悪品だったら、ここで紹介することはなかったはず。

あともうひとつ。一連の詩を読んでくにあたって、「作者の承諾を得ずに、発表されたものをこっそり覗き見している」というドキドキ感がいい感じのスパイスになっていたのは間違いないが、一方で読んでてちょっと罪悪感が付きまとっていたことも事実。最終的に作者に経緯が報告され一定の理解が得られたことで安心した。このハッピーエンドがなければ、やはり記事にすることはなかっただろう。

by Myfuna at 2006年11月03日 08:44 Comment(1) TrackBack(1)