明日(6/25)放送のクローズアップ現代で「かぐや」特集

6月25日(木)放送予定
“かぐや”が解き明かした月の素顔

6月11日、日本の月探査機「かぐや」は総ての観測を完了し、月面に衝突し使命を終えた約1年半に及ぶ月の観測の最終段階において、「かぐや」は高度をジェット機とほぼ同じ10km(これまでは100km)にまで下げ、月の映像をハイビジョンで送り続けた。これまで観測が難しく"探査の空白地帯"と長くいわれてきた月の北極・南極の姿も鮮明にとらえている。月の北極・南極は、一年を通して太陽光発電ができ、かつ水の存在が示唆されているため、有人月面基地の最適な場所である。「かぐや」はレーザー高度計を使っての観測で、世界初の『月の北極・南極の地形図』を作り上げた。このデータは、つづくNASAの月探査でも活用されている。有人長期滞在にむけた新時代に突入した月面探査を、「かぐや」の最新画像とその成果から描く。
(NO.2757)

スタジオゲスト 渡部 潤一さん
    (国立天文台 准教授)
クローズアップ現代 放送予定

だそーです。「クローズアップ現代」は NHK 総合では 19:30-19:56 です(NHK BS では24:10-24:36)。お見逃しなく!

さて、話は変わりますが、先週から「ふたつのスピカ」という NHK ドラマが始まりました。

『近未来の日本の宇宙学校を舞台に、宇宙飛行士を目指す5人の若者たちが、励まし合いながら厳しい訓練に耐え成長していく姿を、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力を得て描く…。』という感じのお話です。

次回予告とこれまでのあらすじは、こちら

放送時間は、NHK 総合では毎週木曜日 20:00-20:45 (NHK BSハイビジョンでは 18:00-18:45)です。

ということは、「クローズアップ現代」のかぐや特集が終わって、すぐに「ふたつのスピカ」が始まるというわけですね。ふうむ。

軽く大人の事情とやらを感じなくもないですが、それはそれとして、宇宙開発に興味のある人には、なかなか嬉しいコンビネーションではないでしょうか。

by Myfuna at 2009年06月24日 22:55 Comment(1) TrackBack(0)

「かぐや」地形カメラによる制御落下軌道の3D動画

地形カメラのデータを元に、かぐや落下の瞬間を再現した CG だそうです。

JAXA クラブに、この落下の際の管制室の様子がレポートされています。

「かぐや」は月(つき)の北極(ほっきょく)と南極(なんきょく)を通(とお)るタテの軌道(きどう)を回(まわ)っていました。

落下半周前(らっかはんしゅうまえ)午前(ごぜん)2時(じ)40分(ぷん)ごろ。月(つき)の北極付近(ほっきょくふきん)の上空約(じょうくうやく)80km(キロメートル)あたりを秒速約(びょうそくやく)1.6km(キロメートル)で飛行(ひこう)しながら、「かぐや」はエンジンを前方(ぜんぽう)に向(む)かって噴射(ふんしゃ)し、ブレーキをかけました。

噴射時間(ふんしゃじかん)は2分(ふん)20秒(びょう)ほど。そして速度(そくど)は秒速(びょうそく)2.5m(メートル)ほど遅(おそ)くなりました。秒速(びょうそく)1,600m(メートル)が秒速(びょうそく)2.5m(メートル)(おそ)くなるだけですから、ごくわずかな変化(へんか)にしかすぎないのですが、そのまま月(つき)の裏側(うらがわ)を半周回(はんしゅうまわ)り、南極付近(なんきょくふきん)から表側(おもてがわ)に出(で)てきたときには、もう地上(ちじょう)スレスレの軌道(きどう)となっていました。

午前(ごぜん)3時(じ)10分(ぷん)をすぎると、管制室(かんせいしつ)に詰(つ)めている関係者(かんけいしゃ)は「かぐや」から送(おく)られてくる高度計(こうどけい)のデータに注目(ちゅうもく)しはじめます。レーザー光線(こうせん)で月面(げつめん)までの距離(きょり)をメートル単位(たんい)で正確(せいかく)に測(はか)る装置(そうち)で、そのデータは1秒(びょう)ごとに送(おく)られてきます。その数字(すうじ)の変化(へんか)で、地面(じめん)が迫(せま)ってきたことがはっきりと分(わ)かります。

3時(じ)20分(ぷん)には「約(やく)600m(メートル)の高度(こうど)です」とのアナウンスが流(なが)れます。管制室(かんせいしつ)には間断(かんだん)なく「オー」とか「アーッ」、「近(ちか)いー」との声(こえ)がわいています。高度計(こうどけい)のデータがグラフで表示(ひょうじ)されるため、その変化(へんか)はまさに地形(ちけい)の凹凸(でこぼこ)を意味(いみ)しています。それを眺(なが)めながら、思(おも)わず声(こえ)が出(で)てしまったようです。

3時(じ)24分(ぷん)「衝突予定時刻(しょうとつよていじこく)、1分前(ぷんまえ)とのアナウンスに一瞬管制室(いっしゅんかんせいしつ)は静(しず)まりかえました。そして25分(ふん)、管制室(かんせいしつ)は拍手(はくしゅ)と歓声(かんせい)に包(つつ)まれました。2時(じ)40分(ぷん)のエンジン噴射(ふんしゃ)を終(お)えてからはただ見守(みまも)るだけでしたが、月(つき)を半分回(はんぶんまわ)った後(あと)、予定地点(よていちてん)とほとんど違(たが)わぬ、狙い通(ねらいどお)りの地点(ちてん)に“制御落下(せいぎょらっか)”させることができたのです。

最後まで、お疲れさま。

by Myfuna at 2009年06月19日 20:18 Comment(0) TrackBack(0)

かぐやのラストショット公開

20090619_kaguya_hdtv_L4.jpg

6月11日に月面に落下した「かぐや」が最後に撮影した7枚の静止画像が公開されました。

ハイビジョンカメラを用いて、1分毎に撮影された連続写真で、徐々に高度を落としていく様子がわかります。できれば動画で見たかった気もしますが、通信のバンド幅の関係でこれは難しいみたい(1分の映像を送るのに20分ぐらいかかるとか)

そうか。日陰の部分に落とすってことは、かぐやは暗闇の中に落ちていったんだな…。

「かぐや」は落下してしまいましたが、6月19日(日本時間)に、今度はアメリカの月探査機「LRO (ルナ・リコネサンス・オービター)」が月へと旅立ちました。人類の月への再挑戦はまだ始まったばかりです。

by Myfuna at 2009年06月19日 16:07 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや、月へ到着

20090611_kaguya_4.jpg

6月11日午前3時25分に、予定通り落下したそうです。

おつかれさま。

『なお、「かぐや」の観測データについては、11月1日からインターネットで公開を開始する予定です。』とのことなので、こちらも楽しみ。

まずは、こいつをなんとかしようぜ。

それと、詳細はよくわからないのですが、こんなイベントもあるそうです。

ウルトラマンと「かぐや」と秋葉原。なんでこの組合せになったんだろう???

by Myfuna at 2009年06月11日 10:42 Comment(0) TrackBack(0)

今夜かぐやが月へ帰ります

2007年9月14日に H-IIA 13号機で打ち上げられた月周回衛星「かぐや」が、今夜月面へ制御落下します。

つい最近打ち上げたばかりな気もしますが、当初予定されていた観測はほぼ終了しているそうです。

何も落下させなくても、ずっと周回させておけばいいじゃねぇか、と思いたくなりますが、推進剤が尽きちゃうと現在の軌道は維持できなくなるらしい。まぁ、制御不能の状態だとゴミになっちゃうしな

さて、「かぐや」といえば、なんと言ってもハイビジョンカメラによる月から映像が印象的でした。当初は、映像の公開方法について、ちょっとした騒動もありましたが、現在ではネットで誰でも閲覧できる形で公開されています。

最近公開されたものでは、以下が印象的でした。

「かぐや」はすでに月面落下に向けて徐々に高度を落としており、これは高度11kmぐらいからの映像だそうです。約1万メートルだから、地球の旅客機の最高高度と同じぐらい?クレータがずいぶんと大きいことがわかります。

ハイビジョンカメラ以外で面白かったのはこれ。

1971年にアポロ15号が月面に残した噴射跡が確認できたそうです。40年近く前の痕跡が残ってるというのは、月面という環境ならではですね。

これ以外にも、アポロが着陸した場所のハイビジョン画像がいくつか公開されています。残念ながら着陸船の痕跡はわかりませんが、高度90kmぐらいから小型の自動車を捜すようなものなので、さすがに何も見えない。

現時点での情報では、落下時刻は「平成21年6月11日 午前3時30分頃」の予定。詳しくは以下のリンクを参照してください。

月の影の部分に落下する予定なので、天文台などでからは閃光が観測できる可能性があるそうです。さすがに肉眼では何も見えないと思いますが。

「かぐや」には、41万人から公募された名前とメッセージが載せられています。これらもかぐやと一緒に月へと到着することになります。次においらの名前を宇宙に運んでくれるのはいつになるのかな?

by Myfuna at 2009年06月10日 11:11 Comment(0) TrackBack(0)

かぐやのハイビジョン画像が発売中止に

東芝の、HD-DVD事業からの撤退が発表されたそうです。

これを受けて、HD-DVDで発売予定だった月探査機「かぐや」のハイビジョン画像も発売中止となったようです。

 「NHK DVD 月周回衛星“かぐや”が見た月と地球」(PCHS-50001/4,935円)は、発表当初4月20日の発売を予定していたが、中止された。Blu-ray Disc化など、他フォーマットでの発売については現時点では未定。

私はHD-DVDプレイヤーを持っていないため、購入は予定していませんでしたが、なんとも残念な結果です。

by Myfuna at 2008年02月19日 22:58 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや、ハイビジョンカメラによる「地球の出」撮影に成功

20071113_kaguya_02l.jpg
提供:JAXA/NHK

動画を見たとき、「地球小さいなぁ」というのが第一印象でした。

今回の撮影では、地球がほぼ完全に丸く見えていますが、太陽の位置によっても見え方は変わるはず。いろいろな地球の姿が見てみたいですね。このカメラで地球の夜の灯りは映るのかな?月面が明るすぎて無理?

やっぱり地球が見えるとインパクト大きいなぁ。

by Myfuna at 2007年11月14日 09:04 Comment(2) TrackBack(0)

かぐや、ハイビジョンカメラによる月面撮影に成功

来ました!

この画像、だいたい高度100kmとかから撮影してるそうですが、いまひとつピンとこないなぁ、と思っていたら、2ちゃんのかぐやスレにこんな画像が貼られてました。

up3463.jpg

おお。わかりやすい。名無しさん GJ!

そのうち、月の地平線の向こうから地球が昇ってくる映像も公開される予定らしいです。かなり楽しみ。

by Myfuna at 2007年11月08日 05:21 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや、定常観測軌道への投入に成功

かぐやが最終的な軌道に入ったそうです。

遠月点高度123km、近月点高度80km、周期1時間58分だそうです。2時間足らずで月を一周してるんですね。

今後の予定は以下の通り。

10月19日    定常観測軌道(高度100km)の月周回軌道への投入  	←今ここ
11月上旬頃  バス機器、観測機器の初期チェックアウト開始 	 
12月中旬頃  初期チェックアウト終了、定常観測の開始

早く月の綺麗な画像がみたいですね。

10/21追記:公式なクリティカルフェイズの終了宣言が出ました。

by Myfuna at 2007年10月20日 06:29 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや、VRAD衛星の分離に成功

月周回軌道を回っているかぐやですが、10月12日13時28分に VRAD衛星の分離に成功したそうです。

また、先日分離したリレー衛星を「おきな(OKINA)」、今回分離した VRAD 衛星を「おうな(OUNA)」と命名したとのこと。かぐやにちなんだ名前ですね。

今後の予定は以下のようになります。

10月12日 VRAD衛星分離 ←今ここ
10月19日 定常観測軌道(高度100km)の月周回軌道への投入
11月上旬頃 定常観測軌道へ投入、バス機器、観測機器の初期チェックアウト開始
12月中旬頃 初期チェックアウト完了、定常観測の開始

by Myfuna at 2007年10月13日 23:07 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや、リレー衛星の分離に成功

リレー衛星(Rstar)の分離に成功したそうです。

また、ハイゲインアンテナモニタ用のカメラによる月撮影にも成功しました。

20071009_kaguya_07l.jpg

これは、月から約800km離れた映像で月の北極付近が写っています。

今回の撮影に用いられたカメラはアンテナの状態を確認するための簡易的なもので、本来の観測機器の準備が整えばより鮮明な画像が得られるはずです。

かぐやは現在月を南北に回る楕円軌道をありますが、数回の噴射を経て、遠地点高度を下げ、真円に近い軌道に遷移していきます。この過程で、もうひとつの子衛星である VRAD衛星の分離も行う予定です。

10月9日 リレー衛星分離 ←今ここ。
10月12日 VRAD衛星分離
10月19日 定常観測軌道(高度100km)の月周回軌道への投入

現在までのイベントはすべて予定通りに実施されており、機器の不具合も見つかっていません。

by Myfuna at 2007年10月09日 22:53 Comment(0) TrackBack(1)

月周回軌道への投入に成功

10月4日、かぐやの月周回軌道への投入に成功したそうです!

これをもってとりあえず月には到着したということになります。『「月に願いを!」キャンペーンにご応募いただいた412,627名のお名前とメッセージも無事月に届きました。』とのこと。

現在、かぐやは月を回る楕円軌道にありますが、今後楕円軌道から円軌道に遷移させていきます。この過程でリレー衛星/VRAD衛星というビックリドッキリメカ子衛星を分離する予定です。

10月4日 月周回軌道への投入 <-- 今ここ
10月9日 リレー衛星分離
10月12日 VRAD衛星分離
10月19日 定常観測軌道(高度100km)の月周回軌道への投入

また、かぐやに続く月探査として、無人探査機を月面に着陸させる計画も持ち上がっているようです。

by Myfuna at 2007年10月06日 17:08 Comment(0) TrackBack(0)

かぐやから見た地球

20071001_kaguya.jpg
提供:JAXA/NHK

この映像は、かぐやのハイビジョンカメラが撮影した地球です。地球からの距離は約11万km。実に美しい映像ですね。

なお、かぐやは順調に月へと飛行中です。今後の予定は以下の通り。

10月4日 月周回軌道投入マヌーバ( LOI1 ) 月周回軌道(近月点100km 、遠月点13000km)への投入
10月9日 リレー衛星分離
10月12日 VRAD衛星分離
10月19日 定常観測軌道(高度100km)の月周回軌道への投入
11月上旬頃 定常観測軌道へ投入、バス機器、観測機器の初期チェックアウト開始
12月中旬頃 初期チェックアウト終了、定常観測の開始

詳しくは、こちらを参照してください。

by Myfuna at 2007年10月02日 00:32 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや/H-IIA13 打ち上げ成功

P-001-14433.jpg
提供 三菱重工業株式会社

9月14日10時31分01秒、H-IIA 13 号機は種子島宇宙センターから打ち上げられ、約45分34秒後に「かぐや」を分離しました。

現在、「かぐや」は約5日かけて地球を一周する楕円軌道上にあり、ハイゲインアンテナの展開、太陽電池パドルの展開、軌道投入誤差修正マヌーバ(ΔVc1)と順調にイベントをこなしています。

打上 
軌道投入 
ロケット第2段分離 
太陽電池パドル展開 
HGA展開 
軌道投入誤差修正マヌーバ(ΔVc1)
軌道制御誤差修正マヌーバ(ΔVa1) ←いまここ! 
周期調整マヌーバ(ΔVp1) 
周期誤差修正マヌーバ(ΔVc2) 
周期調整マヌーバ(ΔVp2) 
L011条件調整マヌーバ(ΔVc3) 
月周回軌道投入マヌーバ(L011) 
リレー衛星分離 
VRAD衛星分離 
月周回観測フェーズ 

(2ちゃんねる「★月周回衛星「かぐや(SELENE)」Part2★」スレより)

月周回軌道投入は10月4日、衛星分離は、リレー衛星分離が10月9日、VRAD衛星分離が10月12日の予定だそうです。

15種類の観測機器と、412,627人のメッセージを載せて、かぐやは月へと旅立ちました。よい航海を祈ります

続きを読む
by Myfuna at 2007年09月16日 17:23 Comment(0) TrackBack(0)

「かぐや/H-IIA13」間もなく打ち上げ

月周回衛星「かぐや(SELENE)」が間もなく打ち上げられます。

tnscnow01.jpg

打ち上げ予定時刻は、9月14日10時31分01秒。この記事を書いている時点で、ロケットはすでに組み立て塔から射点に移動しており、準備作業が順調に進行中です。

打ち上げシーケンスは以下の通り。

H-IIA F13主要シーケンス
イベント 打上げ経過時間
〔分:秒〕
リフトオフ 00:00
固体補助ロケット点火 00:10
固体補助ロケット分離 01:30
SRB-A分離 02:05
衛星フェアリング分離 04:25
第1段・第2段分離 06:48
第2段エンジン第1回燃焼開始 06:54
第2段エンジン第1回燃焼停止 12:07
第2段エンジン第2回燃焼開始 40:33
第2段エンジン第2回燃焼停止 44:02
衛星分離 45:32

H-IIA 13号機は、SRB-A(固体ロケットブースタ)とSSB(固体補助ロケット)を2本ずつ装備した「H2A2022」型で、SSB は打ち上げを開始してから10秒後に空中で点火されます。

打ち上げ1分30秒後にはSSBを分離、2分5秒後にはSRB-Aを分離します。これらは重力に打ち勝って、ロケットを大気の外側に持ち上げるために必要なものです。

打ち上げ後、4分25秒でロケットのてっぺんの白い部分(衛星フェアリング)を分離します。これ以降、衛星はむき出しの状態となります。フェアリングの目的は音速を超える打ち上げ時の大気の衝撃から衛星を守ることですが、これが分離されるということは、この時点でほぼ真空に近い高度に到達したことを意味します。

6分48秒に、第一段・第二段の分離。ロケットはいらなくなったものを次々と捨てていきますが、これは少しでも身軽になるためです。この頃には、ロケットは上昇するというよりはほぼ水平方向に加速を行っています。

6分54秒第2段エンジン燃焼開始。12分7秒に第一回燃焼停止。この段階でほぼ衛星速度に到達します。楕円軌道に遷移するために、40分03秒に再度第2段エンジンを点火。44分2秒に燃焼を停止します。これで近地点高度281km、遠地点高度232,805kmの月遷移軌道に乗ります。

45分32秒に衛星を分離し、ロケットはその役目を終えます。

かぐやは地球を二周した後に月へ向かい、約三週間かけて月周回軌道に投入される予定です。

by Myfuna at 2007年09月14日 05:48 Comment(2) TrackBack(0)

かぐや、打ち上げ延期

8月16日に予定されていた月周回「かぐや」(SELENE)の打ち上げが延期となったそうです。

子衛星のコンデンサの極性が逆になって取り付けられていたのが発見されたので、部品の再取り付け&機能試験で約一ヶ月延期ということらしい。

ミスが発見されないまま打ち上げられた場合、観測機器が所定の寿命を終える前にショートしていた可能性が高いみたいです。

なお、かぐやはすでに500時間の地上試験をクリアしていますが、その試験ではコンデンサの取り付けミスは発見できなかったようです。

おそらくこれは「ミスが発見されて良かったね」と考えるべきでしょう。

ところでこの不具合は、次回打ち上げ予定の別の衛星(WINDS)でまず発見され、念のためかぐやに対しても同様の調査をしたところ同じミスが見つかった、という経緯で発見されたそうです。

どような状況であれ、人間が作業する以上「ミスが許されない状況」というのは本来あるべきではありません。重要なのは、ミスを前提とし、それ発見するための手法と、ミスが発覚した場合に迅速にそれに対応できるシステムの構築、さらにはミスによって得られた知見によってミスの発生する余地を狭めていく努力でしょう。

そうゆう意味で、今回の打ち上げ延期は、適切な対応の結果という気がします。がんばれ「かぐや」。

by Myfuna at 2007年07月22日 02:35 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや/H-IIA13号機 打上げ特設サイト

P-044-13123.jpg
「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」

かぐやの打ち上げ特設サイトがオープンしました。

打ち上げは8月16日9時30分48秒の予定だそうです。

by Myfuna at 2007年06月14日 01:30 Comment(0) TrackBack(0)

SELENE の愛称が「かぐや」に決定

この夏打ち上げが予定されている月周回 SELENE の愛称が、一般公募により「かぐや」となりました。

応募総数は11,595件。愛称のトップ10は以下の通りだそうです。

  1. かぐや(1,701件)
  2. かぐやひめ(804件)
  3. うさぎ(495件)
  4. げっこう(480件)
  5. つくよみ(307件)
  6. ひかり(217件)
  7. みらい(166件)
  8. つきみ(143件)
  9. まんげつ(104件)
  10. つきうさぎ (94件)

順当なところでしょうね。個人的には「つくよみ」も捨てがたかったかな。

なお、打ち上げ日時は現時点では未発表のようです。

by Myfuna at 2007年06月11日 23:34 Comment(0) TrackBack(0)

「月に願いを!」キャンペーンの募集期間が延長されました

この夏に打ち上げ予定の月周回衛星「セレーネ」で名前とメッセージを月に届けてくれる、「月に願いを」キャンペーンですが、募集期間が一ヶ月延長されて2月末〆切となりました。

 JAXAでは、月への関心を高めていただくと共に、平成19年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで打ち上げる予定の月周回衛星「SELENE」(セレーネ)に対して親しみをもっていただくため、標記キャンペーンを行っております。  これまで多数の応募を頂いて参りましたが、更により多くの皆様のお名前とメッセージを月にお届けすべく、募集期間を1ヶ月延長することにいたしました。

あなたの名前とメッセージを月へ届けます〜セレーネ「月に願いを!」キャンペーン〜の募集期間延長について(JAXA)

お申し込みはこちらから。

名前とメッセージだけですが、一緒に月にいってみませんか。

関連リンク

関連エントリー

by Myfuna at 2007年01月27日 14:24 Comment(0) TrackBack(0)

セレーネ「月に願いを」キャンペーン

以前にも紹介したけれど、ISAS に新しいサイトができたので、もう一度ご紹介。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2007年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE(セレーネ)」の打上げを予定しています。
 セレーネは、「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしている衛星で、アポロ計画以来最大の月探査計画です。
 JAXAでは、セレーネに載せて月へ送る「お名前」と「メッセージ」を募集します。皆様の思いのこもったメッセージをお待ちしています。

キャンペーン募集期間は1月31日まで。インターネットでもハガキでも応募可能です。
応募ページはこちら>>

半径5mぐらいの人に紹介してみたところ、全員に「いくらかかるの?」と尋ねられました。無料ですのでお気軽にどうぞ。

by Myfuna at 2006年12月17日 09:17 Comment(0) TrackBack(1)

あなたの名前とメッセージを月へ届けます

月は我々にとって、もっとも身近な天体のひとつです。どの時代どの場所に生まれようとも、人類は空に浮かぶ美しい月を見上げて生活してきました。クレオパトラだとかシーザーなどの歴史上の有名人もきっと月を見上げたことがあったと思います。

1969年。人類初は、月面着陸にも成功し、数々の科学的データや月の石などのサンプルを得ることができました。しかし今もなお、月の神秘性は失われることはありません。月はなぜできたのか、そしてどのように変化してきたのか、月の内部構造は?謎はまだ多く残されており、我々はその表面にかろうじて指が届いただけにすぎません。

JAXAでは、来年夏に月周回衛星SELENEを打ち上げ、科学的探査を行う予定です。ハイビジョンカメラを含む14種類の観測機器を搭載したSELENEは、我々に未だ知られざる月の新しい素顔を届けてくれるでしょう。

さて、11月30日、JAXAのプレスリリースにて、「あなたの名前とメッセージを月へ届けます〜セレーネ「月に願いを!」キャンペーン〜が告知されました。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成19年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE」(セレーネ)の打上げを予定しています。
 セレーネによる月探査計画は、「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしているもので、アポロ計画以来の本格的な月探査計画です。
 JAXAでは、月への関心を高めていただくと共に、セレーネに対して親しみをもっていただくため、皆様からお名前とメッセージを募集のうえシートに刻み、セレーネに搭載し月へお届けします。セレーネは、打上げから1ヶ月前後で月周回軌道に投入されます。

名前10文字、メッセージ20文字を、セレーネに載せて、月の周回軌道に届けてくれるサービスです。お値段は無料。

インターネットでの申し込みはこちらから(12/1より受け付け開始予定)。

SELENEに搭載される際にはメッセージは縮小されます。文字サイズは35マイクロメートルとのこと。1マイクロメートルは1/1000ミリ。だいたい髪の毛の1/3の幅に1文字という、とても小さな文字になるようです。肉眼ではもちろん、中学校にあるような低倍率の顕微鏡でも判読は難しいかも。ひらがなや簡単な漢字なら判別できるかな。

でもその代わりに、世界各国から100万人の応募を受け付けてくれるそうです。ぜひご家族やご友人と一緒に申し込んでみてはいかがでしょうか。

ふと月を見上げたとき、そこに自分の言葉があるって思えるのは、ちょっと贅沢な楽しみだと思います。

by Myfuna at 2006年11月30日 23:44 Comment(0) TrackBack(0)