iKnow! が素晴らしくよく出来ている件について

ちっ。しょうもない話には食いついてくるくせに・・・という話はさておき。

以前、「英語学習サイト iKnow! を始めてみた」というエントリーを書きましたが、約一月経過してどうなったかというと、驚くべきことにちゃんと継続しています。

極度に飽きっぽく、繰り返し作業は3分程度でギブアップするおいらの性格からすると、これは快挙と言っても過言ではないでしょう。

しばらくやってみて、iKnow! が良くできてるなと思った点は以下の通り。

初級から上級まで多数のコースが用意されている

中学生レベルから、海外留学やビジネス英語まで各種コースが用意されていて、自分の実力に合ったコースが選べます。やってみて、難しすぎる/簡単すぎると思ったら、別のコースを始めるのも可。

たぶん、英会話教室よりもマッチングの面では有利なんじゃないかと。

やらされてる感を感じさせない工夫

各コースは、いくつかのレッスンを繰り返すことによって進捗していきます。1回のレッスンは3-10分程度。ひとつのコースをクリアするまでに、何回のレッスンが必要になるかはユーザの出来しだい。覚えが悪いとレッスン数は増えるし、優秀だとレッスン数は減ります。

コース選択時に、目標終了日というものを設定し、目標設定日と現在の進捗から、今日の推奨レッスン数が「本日のノルマ」として表示されます。通常だと2から3レッスンぐらいになるみたい。ノルマといいつつ、あくまで目安なので、これ以下の回数でも別に怒られません。逆にノルマを越えてレッスンをこなすこと可能です。

また、ノルマの算出にはある程度余裕が見込まれているようで、何日かサボっても、急激にノルマが増えることはありません。逆に毎日順調にこなしていると、「順調に進んでいるので終了予定日を早めてはいかがでしょう」と提案してくれます。逆にサボりすぎて、1日あたりのノルマが増えすぎてくると、終了予定日を遅らせることを提案してきます。

あくまでユーザに目標を決めさせ、それに合わせてスケジュールが決定されるわけです。そして、スケジュールと現実がずれてくるとスケジュールの方を修正するように提案してくる、と。

まずスケジュールがあり、それに自分の生活を合わせるのに比べると、格段に「やらされてる感」が少ない。

もうひとつ。レッスン中に単語を入力することになるのですが、このとき1文字2文字間違っても「いい線いってます」などといって合格にしてくれます。例えば、lesson が lessen であってもとりあえず最初は OK。いい加減なようですが、こうしてた間違いは内部的にちゃんと記録されていて、次回以降のレッスンにちゃんと反映されます。間違いの少ない単語よりも、間違いの多い単語が集中的にレッスンに登場するようになっているわけです。

学生時代に、「正解するまで帰ってはいけない」という補習をしている教師がいましたが、iKnow! のやり方のほうがよっぽど効果的な気がします。

飽きさせない工夫

iKnow は、基本的に単語及び熟語を中心とした学習アプリですが、ネイティブスピーカーによる発音例、対象となる単語を使った例文(もちろん読み上げあり)、さらに例文毎にその状況を示した写真が表示されるなど、豊富なアセットを用意して単調にならない工夫がされています。

それに加え、例文中で下線が引かれている単語の意味の選択問題、日本語で表示された意味から英単語を選択する問題、英文の穴埋め、など、複数の出題形式をうまく組み合わせることによって、常に一定の刺激を与える工夫がされています。

たぶん、学習効率を考えた場合に「飽きさせない」というのはすごく重要な要素なのでしょう。つまらないと感じているときにはどうしても記憶に定着しないよね。iKnow!では、あらゆる面に対してこのような工夫がこらされていることに関心します。

さらに、達成感を感じさせるという面でも工夫が伺えます。例えば、現在学習中のコースの進捗率を絶対的数値(53/250とか)で表示すると同時に、比率(8%)でも表示しています。仮に絶対的数値が 98/250 だったりすると、もう少し進めて今日中に100にしておくかと思うわけです。別の日には進捗率が 48%なのでじゃあ50%まで進めておこう、と。

各コースをクリアするには数週間必要となるわけですが、その間にも小さな達成感が得られるような工夫があることによって、途中で放り出してしまう可能性を下げているわけです。

ソーシャル学習への挑戦

iKnow! は、SNS的な機能も持っており、フレンドリストを作ったり、日記をつけたりすることもできます。

正直この辺の効果はいまのところ不明です。面白い試みだとは思うのですが、例えば mixi で iKnow コミニティ作ってそれにみんなで参加するのに比べて、どっちが効果的なのかはまだよくわかりません。

ただ、共通の話題を持つ友人を作るというのは、学習上効果が期待できるのではないかと思います。

iKnow! 上でも SNS 的な機能はまだ試行錯誤の段階のようで、様子をみながら少しづつ機能を追加していってるみたいです。最近では、"high five(片手を上げて、誰かとパチンと打ち合わせる行為)を送る"という機能が追加されました。

iKnow!における"high five"は、友人登録した誰かが「500アイテム習得」したときなどに、その友人に対して1クリックで「よくやったね」とエールを送る機能のようです。単純な機能ですが、ちょっと面白いかも。

前回、こんなことを書いたのですが、

で、こんな話をしている理由ですが、別にお勧めしているわけではなく、こうゆう記事を書くことによって、少しは長続きするようになるかなぁ、という期待からです。

しばらく体験してみた結果、あらためてお勧めします。1度試してみる価値あり。おすすめ。

英語学習に興味のある方はもちろん、ユーザインターフェイスの設計に関わる方も一度試してみるといいんじゃないでしょうか。

それと。フレンド登録してやるぜ、という方は、こちらまで。

関連エントリー: 英語学習サイト iKnow! を始めてみた

by Myfuna at 2007年12月22日 22:55 Comment(1) TrackBack(0)
この記事へのコメント
・・・こっちにコメントしたつもりで前回のところへコメしちゃった・・・
by Rita/CINQ at 2007年12月23日 07:33
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