はやぶさ2に向けて

「はやぶさ2」が危ないのでもっぺん声をあげようというアジテーションが、「松浦晋也のL/D」に掲載されました。

おけ。了解。やってみる。

以下蛇足。

そもそもの問題は、日本の宇宙開発予算が少なすぎること、その少ない予算を選択と集中なしに広く浅く分配してしまっていること、そしてそれらの状況を鑑みることなく「みんなが我慢しているのだからあなたも我慢しなさい」的な子供騙しの屁理屈と「出る杭は打つ」という嫌悪すべき同調圧力が存在することだと思います。

それらの問題をいかに解決していくかはなかなか難しい問題ですが、まずはできることから手をつけていこう、と考えています。

追記1: 「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーン

当サイトにもバナーが貼ってありますが、「はやぶさまとめ Wiki」に、はやぶさ2を応援するページがあります。

現在までの状況などがよくまとまっているので、詳細に興味のある方はぜひご覧ください。

以下、上記ページからの引用になります。

8兆9547億円 男女共同参画推進関係予算の高齢者向け予算(2005年度、概算要求)
6兆9473億円 公共事業関係費(2007年度政府案概算要求)
5兆9462億円 道路特定財源(国と地方の合計、2001年度)
4兆8016億円 防衛関係費(2007年度政府案概算要求)
3兆5780億円 アメリカ合衆国の宇宙関係予算
3兆1280億円 りそな銀行に投入された公的資金
2兆4045億円 生活保護支出(2003年度)
1兆6743億円 男女共同参画推進関係予算の男女共同参画等向け予算(2005年度概算要求)
1兆4400億円 東京アクアライン建設予算
1兆3600億円 全国の朝鮮銀行に投入された公的資金(1998年から2002年まで)
  8200億円 瀬戸大橋建設費
  7293億円 ODA(2007年度政府案概算要求)
  6724億円 NHKの予算(2005年度)
  6216億円 欧州の宇宙関係予算
  6074億円 食料安定供給関係費(2007年度概算要求)
  5000億円 明石海峡大橋建設費
  2845億円 日本の宇宙関係予算 ←――――――――ここ!!
  2273億円 中国への日本のODA(2000年度)
  1625億円 中小企業対策費(2007年度概算要求)
  1212億円 中国への日本のODA(2002年度)
   453億円 会計検査院による2005年度の税金の無駄遣い総額
  357億円 映画「スパイダーマン3」の制作費
  240億円 映画「タイタニック」の制作費
  200億円 映画「アルマゲドン」の制作費
  144億円 映画「エヴァンゲリオン」実写版の制作費
  138億円 衆議院赤坂議員宿舎総工費
   127億円 はやぶさ本体の開発費 ←―――――――ここ!!
   0.5億円 「はやぶさ2」予算 ←―――――――ここ!!

どっから持ってきた数字なのかはっきりしないのと、結構古い数字が混ざってるのが気になりますが、だいたいの規模は掴めるかと思います。

米国と日本を比較すると、国民数でもGDPでもだいたい 2:1 の比率になります。米国と同程度に宇宙開発に注力するのであれば、国力比から考えて、日本の宇宙関係予算は1兆5千億円ぐらいは必要になる計算となります。

追記2: 2ちゃんねるに松浦氏登場

天文・気象板のはやぶさスレに松浦晋也氏が登場しています。

http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sky/1185463406/924
924 :松浦晋也 ◆IdQawHF9Dw  :2007/10/12(金) 02:16:46 ID:PRXACric
 どうも、松浦です。
 基本的に2ちゃんねるには書かない、というのが私のポリシーですが、
 今回ばかりは、私がここに顔を出したほうがいいと思うので、
この週末限定ということで書き込みを行います。

 質問には可能な限り答えます。ただしジャーナリストには取材源の秘匿
という義務がありますので答えられない場合もありうることを了解してください。

この後、いくつかの疑問に回答されています。

この辺のフットワークの軽さはさすがだなぁ。

追記3: MSN産経ニュースより

海外ロケットで打ち上げ 「はやぶさ」の後継機

 宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は11日の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機について「ミッションの一部を(国際協力で)持ち寄ったらいいが、衛星は日本主体で作りたい。経費削減には打ち上げを海外にやってもらう方がいい」と述べ、国産ロケットでの打ち上げは断念する考えを示した。

 はやぶさ後継機は米国などとの国際協力を前提に検討中だが「簡単に協力してくれるところはない」(宇宙機構関係者)との指摘もあり、先行きは楽観できない情勢。

 はやぶさは小惑星「イトカワ」への着陸と離陸を果たし、現在、地球を目指し飛行している。

 また、理事長は「国際宇宙ステーションの次は月(の有人探査)もある」と述べ、新たな宇宙飛行士採用を検討する意向を示した。採用時期や人数は未定で、ステーションの長期滞在には現在の飛行士を充てる。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071011/acd0710112033005-n1.htm

ふうむ。日本のロケットは(いろいろな意味で)使えないのか。

とはいえ、ロケット調達の目処さえ立てば、まだチャンスはある、と捉えることもできますね。

by Myfuna at 2007年10月11日 23:39 Comment(1) TrackBack(0)
この記事へのコメント
はやぶさ おめでとう
はやぶさの開発費は127億円と知りました,これの費用価値は?
私の費用比較の一例:
私たちが強制的に日本交通安全協会に支払わされる自動車免許更新講習経費
年間総額: 557億円[1]。
OEDC加盟国で日本だけが必要な、余分の国民負担、運転者事故率はOECD最小グループだが特に少ないわけではない。
講習の効果は無いと見るべきだろう。それとも、警察庁は、更新毎に教育を必要とする民族と云いたいのだろうか。
[1]
http://space-glow.spaces.live.com/blog/cns!A841E9CE14183CB0!172421.entry



by 市川 敏朗 at 2010年06月14日 17:07
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