かぐや、打ち上げ延期

8月16日に予定されていた月周回「かぐや」(SELENE)の打ち上げが延期となったそうです。

子衛星のコンデンサの極性が逆になって取り付けられていたのが発見されたので、部品の再取り付け&機能試験で約一ヶ月延期ということらしい。

ミスが発見されないまま打ち上げられた場合、観測機器が所定の寿命を終える前にショートしていた可能性が高いみたいです。

なお、かぐやはすでに500時間の地上試験をクリアしていますが、その試験ではコンデンサの取り付けミスは発見できなかったようです。

おそらくこれは「ミスが発見されて良かったね」と考えるべきでしょう。

ところでこの不具合は、次回打ち上げ予定の別の衛星(WINDS)でまず発見され、念のためかぐやに対しても同様の調査をしたところ同じミスが見つかった、という経緯で発見されたそうです。

どような状況であれ、人間が作業する以上「ミスが許されない状況」というのは本来あるべきではありません。重要なのは、ミスを前提とし、それ発見するための手法と、ミスが発覚した場合に迅速にそれに対応できるシステムの構築、さらにはミスによって得られた知見によってミスの発生する余地を狭めていく努力でしょう。

そうゆう意味で、今回の打ち上げ延期は、適切な対応の結果という気がします。がんばれ「かぐや」。

by Myfuna at 2007年07月22日 02:35 Comment(0) TrackBack(0)
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