朝日ソノラマ社が店仕舞宣言

朝日ソノラマ社が消滅するようです。

一応、朝日新聞社出版本部にブランドを引き継ぐようですが、人気書籍以外は絶版になってしまいそうな感じ。

朝日ソノラマといえば、ライトノベルという言葉が生まれる以前。YA(ヤングアダルト)などと呼称されていた「子供向けと大人向けの中間ジャンル」で一世を風靡したイメージが強いのですが、近年は書店での占有面積もめっきりと減ってしまい、ついに残念な結末を迎えてしまったようです。

個人的には笹本祐一の一連の作品が、今後入手困難になってしまうのではないかというのが気になるところですがそれより何より日本の宇宙開発系サポーターを何割か増やしたであろう、以下の書籍の存続が気がかり。

恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―
松浦 晋也
朝日ソノラマ (2005/05/21)
売り上げランキング: 31258
おすすめ度の平均: 5.0
5 宇宙のことは好きだ、、、
5 技術者なら泣ける
5 自分の名前も火星の彼方に

宇宙へのパスポート―ロケット打ち上げ取材日記1999‐2001
笹本 祐一
朝日ソノラマ (2002/01)
売り上げランキング: 15625
おすすめ度の平均: 3.5
3 シャトルの射点は遠いので一般人が見学にいってもロケット雲しか見えない。
4 奥が深いぞ!ロケット打上げ見学
4 打ち上げ延期で帰宅するのも楽しみ!?

宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記
笹本 祐一
朝日ソノラマ (2003/10)
売り上げランキング: 26266
おすすめ度の平均: 4.5
5 国営放送でも打上を放映しなくなった現在において国産ロケットを見つめ続けるジャーナリストの存在は貴重です。
4 日本のロケット打ち上げ見学マニュアル

宇宙へのパスポート(3)
笹本 祐一 松浦 晋也
朝日ソノラマ (2006/08/05)
売り上げランキング: 25230
おすすめ度の平均: 3.5
4 宇宙へ手が届くのはいつだろう
3 手馴れた感じが、、

特に日本の火星探査機「のぞみ」の数奇な航海を描いたドキュメンタリー『恐るべき旅路』は今後何年も読み継がれていくべき作品なので、絶対に絶版にしちゃいかん。

by Myfuna at 2007年06月22日 04:08 Comment(2) TrackBack(0)
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
私も笹本好きでソノラマにはお世話になったし、
同じく本屋を訪れるたびに、めっきりと減っていく
陳列スペースに寂しい思いをしておりました。
緑→白背まではそこそこ見たのに、数年前にまた
装丁変わってからは、そもそもソノラマ置いて無い
本屋の方が多いくらいで。

仰る通り、ビジュアル面も取り込んで、詳細な設定
より勢いのある読み味を…みたいな、いわゆる
「ラノベ」の走りがソノラマだと思ってます。

でも今じゃ、今時の言う所の「ラノベ」の手法に
乗り遅れて(善し悪しは別にして)、続々と現れる
ライバルに完全に引き離された…というか。

星虫再刊の辺り、勢いを取り戻したか?と思った
ものの、その後もなんだか、過去の名作の復刻ばかり。
よほど体力が無かったのか、扉を叩く者が無かったのか。

朝日新聞の科学記事は評価されていると思うので、
このエントリーに紹介されている本は存続する…
と思いたいもんです。

余裕かましてどれも買って無かったんだが、今の
うちに押さえておかないとダメか。
小娘も3感なんて出てたんだ→アフェに出てる。
って\950?!
by かぶぞう(中 at 2007年06月22日 19:37
どうもご無沙汰です。

笹本氏の mixi 日記によれば、小説は心配しなくていいけど、パスポートの身の振り方は検討中だとか。
(まだいろいろ決まってないので詳しい話はできない、とも書いてあります)

ちなみに、笹本氏の次の新作は10月予定らしい。年内に出るといいなw

ところで、星虫のシリーズはどこいっちゃったんでしょうねぇ。
by Myfuna at 2007年06月22日 20:45
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