はやぶさ2の予算折衝結果を受けて

というわけで、先のエントリーの続き。

 昨年末、予算案が出た。

・予算要求約5億円に対して、2007年度予算で「次世代小惑星探査機」の名目で5000万円が付いた。

 要求の1/10だ。この額をが出てくるにあたっての経緯は、私が聞いた限りにおいて以下の通り。

・JAXAと財務省の折衝の過程で、一度「はやぶさ2」予算はゼロになった。JAXA側が財務省に出す要求において、自発的に落としてゼロにした予算案を提出した。

・文部科学省が「はやぶさ2」予算を得るべく、財務省とねばり強く折衝した。

・しかしながら、一度JAXAが自発的にゼロとしたものを復活させるのは至難の業で、結局次世代小惑星探査機という名目で5000万円が予算化された。

松浦晋也のL/D: 「はやぶさ2」その1:来年度予算折衝の結果

首の皮一枚で残った。あぶねー。

この数字を見て、昨年末の段階がいかに危機的状況だったのか、ようやく納得できた気がします。

金額の少なさとか、各機関の思惑とか、いろいろと気になるところはありますが、断片的な情報を元に推測を重ねてもしょうがないので、ここはひとつ第一ラウンドを生き残ったことを素直に喜びたいと思います。

いや、ぶっちゃけこの結果にはすげー不満なんだけど、来年・再来年と続いていく話なので、これから先に何をすべきなのかを考えていく方が重要だなと。要は最後のラウンドで勝ってればいいわけですから。

はやぶさチームがどんなに優秀だったとしても、充分なバックアップもなしに「さぁ奇跡を起こせ」と言う訳にはいきません。きちんとした環境を整えた上で、存分に活躍して欲しいと思います。

てなわけで、今後も継続して「はやぶさ」プロジェクトを応援していくつもりだし、微々たるものであっても、自分にできることはなるべくやっていこうと思いを新たにした次第です。

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by Myfuna at 2007年01月11日 00:16 Comment(1) TrackBack(0)
この記事へのコメント
予算が取れたことは 良かったと思います。
ただ・・。
なぜ 松浦晋也さんのページでしか結果がわからないのでしょうか?
皆があちこちにメールを出しても
予算案が確定しても 一切見えてこない。
そこが とても 疑問です。
by すぴっく at 2007年12月25日 12:39
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