きく8号(ETS-VIII)/H-IIAロケット11号機 打ち上げ準備中

tnscnow01.jpg

12/16 午後3時32分に、種子島から技術試験衛星「きく8号」が打ち上げられる予定です。

今回の見所は、こんな感じ。

  • 打ち上げに使われる H-IIA ロケット 11号機は、固体ロケットブースタ(SRB-A)を4本使用する204 型で、5.8トンを静止トランスファー軌道に打ち上げる能力を持つ。204型の打ち上げは、今回が初。
  • 今回の衛星、きく8号は巨大なアンテナを持った通信衛星で、静止衛星としては世界最大級の大きさ

衛星放送や GPS など、我々の身の回りでも衛星から電波を受信することはごく普通に行われています。その一方で、地上から衛星に対して電波を発信するのは専門の送信局に限られているのが現状です。

きく8号は、大型のアンテナを持った静止衛星を打ち上げることによって、地上から衛星への送信機を携帯サイズにまで小型化すると同時に、より高速な通信を可能にしようという試みです。

当面は、山間部での大規模災害発生時の利用を考えているようです。

登山中に遭難してしまったとき用に、GPSと連動して救難信号を送信するための小さな機器なんてのは便利そう。あと、人口密度が高く地上の通信網が発達している日本よりは、海外での需要が多そうな気がします。

何はともあれ、まずは無事に運用が開始されることを期待しましょう。

by Myfuna at 2006年12月16日 05:18 Comment(0) TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/3002409