あなたの名前とメッセージを月へ届けます

月は我々にとって、もっとも身近な天体のひとつです。どの時代どの場所に生まれようとも、人類は空に浮かぶ美しい月を見上げて生活してきました。クレオパトラだとかシーザーなどの歴史上の有名人もきっと月を見上げたことがあったと思います。

1969年。人類初は、月面着陸にも成功し、数々の科学的データや月の石などのサンプルを得ることができました。しかし今もなお、月の神秘性は失われることはありません。月はなぜできたのか、そしてどのように変化してきたのか、月の内部構造は?謎はまだ多く残されており、我々はその表面にかろうじて指が届いただけにすぎません。

JAXAでは、来年夏に月周回衛星SELENEを打ち上げ、科学的探査を行う予定です。ハイビジョンカメラを含む14種類の観測機器を搭載したSELENEは、我々に未だ知られざる月の新しい素顔を届けてくれるでしょう。

さて、11月30日、JAXAのプレスリリースにて、「あなたの名前とメッセージを月へ届けます〜セレーネ「月に願いを!」キャンペーン〜が告知されました。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成19年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE」(セレーネ)の打上げを予定しています。
 セレーネによる月探査計画は、「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしているもので、アポロ計画以来の本格的な月探査計画です。
 JAXAでは、月への関心を高めていただくと共に、セレーネに対して親しみをもっていただくため、皆様からお名前とメッセージを募集のうえシートに刻み、セレーネに搭載し月へお届けします。セレーネは、打上げから1ヶ月前後で月周回軌道に投入されます。

名前10文字、メッセージ20文字を、セレーネに載せて、月の周回軌道に届けてくれるサービスです。お値段は無料。

インターネットでの申し込みはこちらから(12/1より受け付け開始予定)。

SELENEに搭載される際にはメッセージは縮小されます。文字サイズは35マイクロメートルとのこと。1マイクロメートルは1/1000ミリ。だいたい髪の毛の1/3の幅に1文字という、とても小さな文字になるようです。肉眼ではもちろん、中学校にあるような低倍率の顕微鏡でも判読は難しいかも。ひらがなや簡単な漢字なら判別できるかな。

でもその代わりに、世界各国から100万人の応募を受け付けてくれるそうです。ぜひご家族やご友人と一緒に申し込んでみてはいかがでしょうか。

ふと月を見上げたとき、そこに自分の言葉があるって思えるのは、ちょっと贅沢な楽しみだと思います。

by Myfuna at 2006年11月30日 23:44 Comment(0) TrackBack(0)
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