実現の瀬戸際に立つ「はやぶさ2」

「はやぶさ2」のロケット調達に関する、松浦晋也氏の記事が公開されました。

実際「はやぶさ2」は、JAXA内で「ひょっとして、いじめられている?」と疑えるほどの扱いを受けているようだ。昨年末に行われた、今年度予算折衝で、「はやぶさ2」は着手のために5億円を要求した。折衝の席上、財務省や文部科学省の側からJAXAに対して、「数億円なりつけるべきではないか」という発言があったが、JAXAはそれを退け、結果は5000万円となった。予算を出す側が、「予算をつけようか」と言ったのに対して、JAXAは「いらない」と答えたのである。

どうなってるんだろうなぁ、いったい。いまひとつ状況がよくわからないけど、「出る杭が打たれてる」ように見える。

アポロが月に着陸してもうすぐ40年になるけれど、宇宙開発/宇宙探査ってのは、まだまだ未開拓の部分がいっぱいあって、技術を積み重ねていくことよって、NASA でも実現できてないことが日本で成功させることもありうるんだ。

それは科学的な意義だけでなく、時には日本のそして世界の人たちに感動と興奮を与えることもある、とても素晴らしいことなんだ。

だからこそ、日本独自の宇宙開発には大いな意義があるし、これからも継続して続けていくべき国家事業なんだ。

それを雄弁に証明したのが「はやぶさ」だし、その直系である「はやぶさ2」は、これからの日本の宇宙開発の象徴的存在になりうると思うんだけど、どうしてこうなっちゃうかなぁ。

もちろん、限られた予算の中で、あれこれとやりくりしているわけだし、メリット/リスク/コストを天秤にかけて、「はやぶさ2」よりも優先すべき課題がある、という選択肢も有りだとは思うけれど、じゃあその優先すべき課題ってなんなんだろう。

うーむ。この話はまたとりあげることになると思う。

by Myfuna at 2007年09月25日 21:03 Comment(0) TrackBack(1)

自由な世界

美しい世界を望むか? 広大な世界を望むか? 自由な世界を望むか?
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万引きをしてみたいか? 暗殺者のギルドに入ってみたいか?
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自分だけの魔法を、アイテムを作ってみたいか?
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広大な森を散策し、ひっそりと佇む遺跡を探険してみたいか?
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海岸を歩き、素潜りをして貝殻の中に潜む真珠を見つけてみたいか?
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ヴァンパイアに血を吸われ、自分もヴァンパイアになって吸血してみたいか?
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魔物に苦戦している時に通りすがりの旅人や街道警備の衛兵に助けられてみたいか?
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何十もの街があり、何百ものDungeonがあり、数限りないQuestがある。
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さまざまな種族があり、さまざまな人がおり、さまざまなMonsterが、さまざまなEventがある。
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すべてが君のすぐ目の前にある。あとは好きにするがいい。
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RPGはもう飽きたと思うかね?

なら最後にOBLIVIONを試してみるといい。

以上、日本人職人さんによる衣装&ポーズでしたっ!

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by Myfuna at 2007年09月24日 02:01 Comment(2) TrackBack(1)

はやぶさ2、海外で打ち上げか?

とりあえず、もう少し情報が欲しいところ。

追記:はやぶさまとめニュースさんが、現時点までの情報とネット上でのみなさんの見解をまとめてくださっています。

問題は限られたリソースをどう活用するか、中長期的に視点で「選択と集中」をどう行っていくか、という点にあるべきですが、現状は各プロジェクトの意義/コスト/リスクなどを十分に考慮した上で、正しくリソースが割り振られているようには見えない、というのが気持ち悪いところだと思います。

もう一方で、きちんとした取材を行い、一定以上の質と量を実現しているジャーナリストの中で、松浦氏のカウンターパートに立つ人が見当たらないのも、すっきりしない原因じゃないかと感じています。

うーん。やっぱこの話は難しいなぁ。機会があればまた何か書くつもりです。

by Myfuna at 2007年09月21日 21:26 Comment(0) TrackBack(0)

かぐや/H-IIA13 打ち上げ成功

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提供 三菱重工業株式会社

9月14日10時31分01秒、H-IIA 13 号機は種子島宇宙センターから打ち上げられ、約45分34秒後に「かぐや」を分離しました。

現在、「かぐや」は約5日かけて地球を一周する楕円軌道上にあり、ハイゲインアンテナの展開、太陽電池パドルの展開、軌道投入誤差修正マヌーバ(ΔVc1)と順調にイベントをこなしています。

打上 
軌道投入 
ロケット第2段分離 
太陽電池パドル展開 
HGA展開 
軌道投入誤差修正マヌーバ(ΔVc1)
軌道制御誤差修正マヌーバ(ΔVa1) ←いまここ! 
周期調整マヌーバ(ΔVp1) 
周期誤差修正マヌーバ(ΔVc2) 
周期調整マヌーバ(ΔVp2) 
L011条件調整マヌーバ(ΔVc3) 
月周回軌道投入マヌーバ(L011) 
リレー衛星分離 
VRAD衛星分離 
月周回観測フェーズ 

(2ちゃんねる「★月周回衛星「かぐや(SELENE)」Part2★」スレより)

月周回軌道投入は10月4日、衛星分離は、リレー衛星分離が10月9日、VRAD衛星分離が10月12日の予定だそうです。

15種類の観測機器と、412,627人のメッセージを載せて、かぐやは月へと旅立ちました。よい航海を祈ります

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by Myfuna at 2007年09月16日 17:23 Comment(0) TrackBack(0)

「かぐや/H-IIA13」間もなく打ち上げ

月周回衛星「かぐや(SELENE)」が間もなく打ち上げられます。

tnscnow01.jpg

打ち上げ予定時刻は、9月14日10時31分01秒。この記事を書いている時点で、ロケットはすでに組み立て塔から射点に移動しており、準備作業が順調に進行中です。

打ち上げシーケンスは以下の通り。

H-IIA F13主要シーケンス
イベント 打上げ経過時間
〔分:秒〕
リフトオフ 00:00
固体補助ロケット点火 00:10
固体補助ロケット分離 01:30
SRB-A分離 02:05
衛星フェアリング分離 04:25
第1段・第2段分離 06:48
第2段エンジン第1回燃焼開始 06:54
第2段エンジン第1回燃焼停止 12:07
第2段エンジン第2回燃焼開始 40:33
第2段エンジン第2回燃焼停止 44:02
衛星分離 45:32

H-IIA 13号機は、SRB-A(固体ロケットブースタ)とSSB(固体補助ロケット)を2本ずつ装備した「H2A2022」型で、SSB は打ち上げを開始してから10秒後に空中で点火されます。

打ち上げ1分30秒後にはSSBを分離、2分5秒後にはSRB-Aを分離します。これらは重力に打ち勝って、ロケットを大気の外側に持ち上げるために必要なものです。

打ち上げ後、4分25秒でロケットのてっぺんの白い部分(衛星フェアリング)を分離します。これ以降、衛星はむき出しの状態となります。フェアリングの目的は音速を超える打ち上げ時の大気の衝撃から衛星を守ることですが、これが分離されるということは、この時点でほぼ真空に近い高度に到達したことを意味します。

6分48秒に、第一段・第二段の分離。ロケットはいらなくなったものを次々と捨てていきますが、これは少しでも身軽になるためです。この頃には、ロケットは上昇するというよりはほぼ水平方向に加速を行っています。

6分54秒第2段エンジン燃焼開始。12分7秒に第一回燃焼停止。この段階でほぼ衛星速度に到達します。楕円軌道に遷移するために、40分03秒に再度第2段エンジンを点火。44分2秒に燃焼を停止します。これで近地点高度281km、遠地点高度232,805kmの月遷移軌道に乗ります。

45分32秒に衛星を分離し、ロケットはその役目を終えます。

かぐやは地球を二周した後に月へ向かい、約三週間かけて月周回軌道に投入される予定です。

by Myfuna at 2007年09月14日 05:48 Comment(2) TrackBack(0)