H-IIA 12号機打ち上げ成功

2月24日、H-IIA 12号機が打ち上げに成功しました。

当初16日に打ち上げが予定されていましたが悪天候のため延期が繰り返され、8日遅れの打ち上げとなりました。

なお、今回の積荷は情報収集衛星なので、セキュリティ上の観点から打ち上げのインターネット中継などは行われませんでしたが、宇宙作家クラブの掲示板にプレス発表の様子などがレポートされています。

順調に成功が積み重ねられているようで何よりです。

by Myfuna at 2007年02月26日 06:49 Comment(0) TrackBack(0)

通信系ミッション機器に異常発生

2006年12月18日に打ち上げられた、きく8号の通信系ミッション機器に異常が確認されたそうです。

巨大アンテナの展開に成功し、静止衛星軌道に投入された後、各機器の動作確認中だったきく8号ですが、通信系ミッション機器に異常な動作がみられたそうです。

現在問題の切り分けと、対応策について検討中の模様。

最悪でもミッションそのものが不可能になることはないようですが、できれば無事に復旧してもらいですね。

余談ですが、トラブル発生時の速報や初期の調査結果の資料をすぐに Web で公開する、という姿勢には好感を覚えます。まぁ、読んだからって何ができるわけでもないんですが、なんか応援する気にはなるよね。がんばれ。

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by Myfuna at 2007年02月09日 00:29 Comment(0) TrackBack(0)

現役宇宙飛行士が殺人未遂容疑で逮捕される

2006年7月4日に打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー(STS-121)に登場した、宇宙飛行士のリサ・ノワック海軍中佐が2月5に誘拐容疑などで逮捕されました。所持品などから凶器とみなされるものが発見されたため、同容疑者は第一級殺人容疑で起訴される見込みです。動機は男女関係のトラブルの模様。

NASA はこれをうけ、宇宙飛行士の心理検査を見直すそうです。

なんかこれもやるせないニュースですね。

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by Myfuna at 2007年02月09日 00:15 Comment(0) TrackBack(0)

シーローンチ社の打ち上げ失敗

シーローンチという会社をご存知でしょうか?

民間のロケット打ち上げ企業で、1999年3月から現在までの間に23回の打ち上げを行い 95.65%の成功を収めてきました。

特筆すべきは、その打ち上げシステムで、北海油田掘削用の海上掘削基地を改修した海上プラットフォーム「オデッセイ」を利用し、陸からロケットを積み込んで赤道上の公海に移動、そこから打ち上げるという独特の運用を行っています。

2007年1月31日(日本時間)、ハワイ諸島の南で24回目の打ち上げを行いましたが、打ち上げ直後にロケットが爆発、オデッセイもろとも爆炎に包まれる事故が発生しました。

これは、その時の映像です。(爆発直後に中継が打ち切られています)。

幸いなことに、打ち上げ時のコントロールは司令船から行うため、打ち上げプラットフォームの「オデッセイ」は無人であり、人的被害は無いとのこと。

オデッセイに対するダメージが心配されていましたが、2月3日現在独自の動力による自力航行が可能であり、事故原因の究明と対策を待って事業の再開が期待できそうです。

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by Myfuna at 2007年02月08日 23:58 Comment(0) TrackBack(0)

中国の衛星破壊実験

2007年1月11日に、中国が自国の気象衛星「風雲1号C]を標的に弾道ミサイルによる衛星破壊実験を行いました。

実験は成功し、衛星は高度850kmで破壊され、大量の破片が衛星軌道にばら撒かれました。地上からのレーダー観測では、10cm以上の破片が4-500個、レーダーで観測できない微小な破片を含めれば数千個から数万個の破片が発生したと伝えられています。

全ての衛星は、秒速10km/s以上の高速で地球を周回しており、今回破壊された衛星の破片もまたその速度を維持したまま地球を周回し続けます。

10km/s といえば、ライフル弾の速度の10倍以上。時速で言えば 36,000 km という、大気中ではおよそ考えられない高速です。例え微小な破片といえども、この速度をもった物体が何かに衝突した場合には深刻な被害が予想されます。

今回の破壊実験で発生した破片は広範囲に散らばったことが確認されており、日本の観測衛星や、人間が長期滞在しているISSなども、この破片にぶつかる可能性が発生しています。

人類が人工衛星を始めて打ち上げてから今年で50年になります。その間に、様々なゴミが衛星軌道を周るようになってしまいました。スペースデブリと呼ばれるこの種のゴミは、レーダーで観測可能なものだけですでに1万個以上存在すると言われています。

しかし、長期に渡って衛星軌道上に存在するデブリの危険性は広く知られており、各国の宇宙開発関係者は不必要なデブリを増やさないように努めると共に、長期的にこれらのデブリを安全に除去するための研究を続けています。

このような状況下において、他国の同意はおろか、事前の警告もなしに、衛星破壊実験を行った中国の見識は非難されてしかるべきでしょう。

なんでこんな国に、ODA なんかしているのか理解に苦しみます。

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by Myfuna at 2007年02月08日 23:32 Comment(0) TrackBack(0)