2006年を振り返って

2006年最後の更新となります。

昨年(2005年)年末は「はやぶさのイトカワ到達」と「SWG日本語版サービス終了の発表」が重なってなんかえらく慌しかった印象があるのですが、それに比べると今年は穏やかな年末を迎えることができました。

アクセスログから

当ブログの1年を振り返ってみると、1件も更新がない月があったり、30件以上更新する月があったり、なんか行き当たりばったりですな。

アクセスログを眺めてみると、当初は mixi 経由でやってくる方が大半だったのですが、現在ではサーチエンジン経由で飛んでくる方が半分を越えています。当初は「どうせ知り合いしか見ないだろう」と思ってそのつもりで書いていたのですが、一見さんが多いとなると、一本一本の記事がちゃんと独立して読める内容になっていて、タイトルも内容に即したものにせんといかんなぁと考えを改めました。

ヒット数的には、サイト紹介や映画/書籍/ゲームの感想が人気が高いようです。つまり、検索されやすいものほど読まれると。せっかくなので、来年はもうちょいちゃんとした内容のものを書くようにしていきたいと思います。

宇宙開発関連記事

一方で、記事数的には宇宙開発関連の記事の方が多いのですが、これらはいまひとつ人気が無い。

専門的な知識があるわけでもなく、独自の取材をしているわけでもない当サイトでの記事ってのは、要するにネットに転がってる話のコピペでしかないわけですが、少なくても2つぐらいは意義があると思っています。

まず第一に、少ないとはいえ数十人規模で存在する当サイトの固定読者に「成功のニュース」を届けることができるということ。

最近は少し状況が改善されてきましたが、ちょっと前までは宇宙開発関係の話がマスコミに大きく取り上げられるのは何か大きな事故があったときだけでした。結果として、印象に残るのは常に失敗のニュースのみという状況だったわけです

そこで多少なりとも成功のニュースを届けることができたら、次に何かあったときに「また失敗した」から「久しぶりに失敗した」ぐらいに印象が変わるんじゃないかと。

第二の意義は、どんなに読まれない記事だったとしても、検索エンジンは読んでくれる、ということです。つまり、適当なキーワードで検索をかけたときにヒット数が少なくてもひとつは増える。例えば、今 google で「はやぶさ イトカワ」を検索すると、108,000件ヒットしますが、このうち最低ひとつはこのサイトな訳です。

さすがに検索エンジンのヒット数が、直接的に宇宙開発の方向性を決めることはないと思いますが、宇宙開発を取り上げた一般向けの書籍/漫画/アニメ/映画あるいは雑誌の取材などの企画にゴーサインが出るかどうかの瀬戸際で多少の参考程度にはされるかもしれない。

多くの人々が宇宙開発に興味と関心を覚える何か、それが世に出るきっかけのきっかけぐらいになる可能性は期待してもいいんじゃないかと。

どちらもあまりにささやかな話ではありますが、こちらが投資している労力も極めて小さなものなので、費用対効果という点からはそう割の悪い話ではないと思っています。例えていえば、推力はともかく比推力は悪くないぞ、みたいな。

てなわけで、来年もなるべく宇宙開発関係のネタは書いていくつもりです。まぁ、要するに書きたいものを書くだけの話ですけど。

ゲーム関連記事

当初の予想よりも大幅に記事が少なかったのがゲーム関連でした。もう少しネットゲームに関連する話がかけるかと思ったのですが、今年はネットゲームあんまりプレイしなかったしなぁ

おそらく来年も似たような感じになると思います。

つーか。膨大な時間と引き換えに経験点を貯めるというシステムにはうんざりしてしまってるので、MMORPGに手をだすことはもうないかもしれない。

そうゆう意味では「Second Life 日本語版」は興味深い方向性なんだけど、世界観というものが皆無なのがなんかこぉどうなの?って感じ。

Areae, Inc には期待してますが、サービスインは早くても2008年以降だろうから来年はウォッチだけですかね。

来年の抱負

2006年はそう悪い年でもなかったので、2007年も今年と同じようにダラダラと過ごしていきたいと思います。

2006年12月の更新回数はさすがに異常なので、今後はペースダウンする予定。週に平均1.5回ぐらいの更新頻度を維持したい。あと、何本か書きかけの解説記事があるのでこれは完成させるつもり。できれば、デジカメ持ってどこかに取材して書く記事もひとつぐらい。子猫を拾ってきて写真をいっぱい載せて、女性読者層の受けを狙うとかいうのもいいかな。

なにより、来年の12月に「2007年を振り返って」ってブログに書くってのが最大の目標です。あと1年は閉鎖しないぞ、と。ブログの引越しは検討してますが。

さて、今年一年皆様には大変お世話になりました。

あまりお世話になっていない人もいますが、とりあえず一年間お疲れさまでした。

皆様どうか良いお年をお迎えください。

by Myfuna at 2006年12月31日 15:50 Comment(3) TrackBack(0)

漫画版「痴漢男」完結!

すごい!怒涛の最終更新で年内完結!

しかも、すごくきれいな終わり方。

これで安心して年を越せるぜ

関連エントリー

by Myfuna at 2006年12月31日 15:32 Comment(0) TrackBack(0)

感想:はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語
吉田 武
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 4.5
5 もっともっと賞賛されてしかるべき”はやぶさ”
5 「はやぶさ2」実現のためにも本書を買おう、読もう!
4 情熱がほとばしる

世界88万人の夢を乗せて、我らが探査機「はやぶさ」は太陽系誕生の鍵を握る、小惑星イトカワへと旅立った。果たして表面の物質は採取できたのか。本当に地球に帰還できるのか。3億キロの彼方で繰り広げられた人類史上初の大冒険を伝える感動と興奮のサイエンス・ノンフィクション。独自のロケット、独自の探査計画で世界中の研究者を驚かせ続けている異能集団「宇宙研」の歴史を辿り、その独創性の秘密に迫る。

現時点でもっともよくまとまった「はやぶさ」の本。人としてとりあえず読んどけ。

ところで先日、文部科学省附属の研究機関「科学技術政策研究所」が「科学技術への顕著な貢献 in 2006(ナイス ステップな研究者)」を選定しました。

この中のプロジェクト部門に「はやぶさ」が選ばれています。以下、受賞理由の一節。

このように科学者が英知を絞って困難に取り組む姿勢は、国民、特に青少年に対し、夢に挑戦する科学技術の素晴らしさを認識させ、勇気と希望、感動を与えた。

勇気と希望と感動の物語。ぜひ読んでみてください。

by Myfuna at 2006年12月30日 22:07 Comment(0) TrackBack(0)

感想:女立喰師列伝

女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀-パレスチナ死闘篇-
ビデオメーカー (2006/12/22)
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2006年秋−。フリーのルポライター・大塚ギチ男は、仕事先の編集部から奇妙な依頼を受ける。それは彼自身が原作の編集に携わり、原作者自身の手で映画化された映画「立喰師列伝」に関わるものだった。劇中に登場した稀代の女立喰師”ケツネコロッケのお銀”を目撃した人物がいるらしい。それも中東の地、パレスチナで。ギチ男は直ちに行動を開始するのだが…。

確かこれコミック・リュウ創刊号の付録DVDに収録されたんだっけかな。コミック・リュウ創刊号は買い損ねたので、パッケージ版を購入しました。

本編23分・特典映像39分。価格3,990円(税込)。高いか安いかと問われれば、やはり高い。まぁ買うけどw

立喰師列伝と違い今回は普通の実写映画です。映画といってもフィルム撮影ではなくデジカメ撮影で、作品規模としては KILLER'S の .50 Woman に近い感じ。

中身は良くも悪くも押井映画です。どんなに低予算だろうが、どんなに短編だろうが、どこからどうみてもいつもの押井守。たった23分ですが、安い飯を下品に喰い、眠たい音楽が続くダレ場があり、印象的な美しいカットがときどきあって、眠気覚ましのアクションシーンがあって、少し謎を残して終わる。

手際よくいろいろ盛り込んであって、押井ファンには楽しめる作品だと思う。考えてみれば、長さ的に TV アニメの1話とほぼ同じなので、このサイズの作品は手馴れたものなのかもしれない。

うーん。なんか誉めてんだか貶してるんだかわかんない文章だけど、なんというか「面白かった」と表現するには語弊がある。人に勧めたくなるような作品ではない。しいていえば「満足した」という感じ。観れて良かった。次の作品もぜひ観たい。

by Myfuna at 2006年12月30日 21:16 Comment(3) TrackBack(0)

スタイルシートのリキッドデザイン化

ブログのスタイルシートを変更しました。

以前変更したときは、途中で投げ出していたのですが、ようやく続きに着手したという感じ。(そして今回も途中で投げ出したわけだが)

見た目上の変化として色がついたのが目立ちますが、その辺はどうでもよくて、「フォントのサイズ変更。画面のリサイズ」に対応できるレイアウトであることに力を入れたつもりです。

ブラウザの横幅を変更した時にコンテンツの表示サイズも変更されるレイアウトのことを「リキッドデザイン」と呼ぶそうです。

今回のスタイルシートの修正では、各サイトの「リキッドデザイン」の解説を参考にしました。また、スタイルシートの記述方法に関しては、以下のサイトの記述を参照させていただきました。

いろいろ試してみた結果、今のレイアウトに落ち着いたわけですが、既知の不具合として横幅のでかい画像が貼ってあるエントリー(例えばここ)を横幅の狭い画面で見たときに、多少不具合があります(特にIE)。これはまぁ、スタイルシートの問題というよりは、無駄に画像がでかすぎるという点が問題な気がする。

一応対処療法として、メニューを右に移動し最小の被害で済むようにしました。min-width をうまく使えばなんとかなりそうだけど、これは次回の課題かな。広告をヘッダーに移動したのもなんか失敗な気がする…。

ステルス・ウェブ・デザインにも興味があるのですがほとんど実現できていません。気持ちだけ、なんとなく隙間の多いデザインにはしてあります。

by Myfuna at 2006年12月30日 15:17 Comment(0) TrackBack(1)

Snap Preview Anywhere™を導入してみました

コメントmasahさんから紹介されたSnap Preview Anywhere™を導入してみました。

snap.png

こんな感じで、外部リンクにカーソルを持っていくとサイトのプレビューが表示されます。

設置はここから、"Get it FREE Now"をクリックしてサイト URL やらメールアドレスなどを入力し、表示されたHTMLを </header>の直前にコピーしてやるだけです。かなり簡単。

どちらかというとクライアントサイドで実現すべき機能じゃないかって気もしますが、面白いから採用。

by Myfuna at 2006年12月30日 09:33 Comment(1) TrackBack(0)

ブログ向けサービスあれこれ

世にはブログに貼り付けて利用するサービスがいろいろあるので、てきとーに遊んでみようという話

この手のサービス、最初は面白くてもすぐに飽きちゃったりするので、ときどき入れ替えるようにしています。ここ最近の入れ替えはこんな感じでした。

休止したもの

Google AdSense

ページ内容を解析して、ページ内容にマッチした広告を表示するサービス。広告なので、一定回数の表示、もしくは広告クリックによって報奨金が支払われます。本サイトは現時点で32セントの売上がありました。$100を越えると入金手続きが行われるようです。

固定的なバナー広告全盛だった時代に、テキスト中心の広告、ページ内容に応じて適切な広告をセレクトするなどのギミックにより、Web 広告のあり方を大幅に変えたサービスです。

実際に使ってみて不満だったのは、表示される広告があまり面白くないこと。ニセ科学系のサイト(宇宙の生命パワーがどうのとか)なんかが表示されちゃったりして、面白いというよりは苦笑いさせられることが多かった。

たぶん、訪問者数があと2桁ぐらい増えるとだいぶ印象が変わると思うのだけど、ここのような弱小サイトにはミスマッチな感じ。

ブログバトラー

ページ内の単語を抽出して、アバターの能力を決定し、他人のアバターと戦かう。

コンセプトは悪くないと思うのだけど、昔のドラクエみたいな戦闘システムが面白いかというと微妙。もっと面白そうなものに発展したら復活の可能性有り。

新規に設置してみたもの

Amazon Search by Drk7jp

(↑に表示されています)

Amazonのアフィリエイト連動ツール。本家の「Amazon おまかせリンク」と同様に、ページの内容を解析して、自動的に適切な広告を表示させるツール。

本家よりも精度の高い類似商品をセレクトしてくれるとのこと。確かにそれっぽいものが表示されてる気がする。

注意点としては、

  • アダルト系の広告を除外できない。まぁ、あんまり気にするな
  • ランダムでアフィリエイトIDの書き換えが発生する(作者支援)。今使っている表示形式の場合、4点表示されている商品のうちどれか1つが書き換わるというルールのようです。

  • ページ解析結果は7日間キャッシュされるそうです。なので頻繁に変更されるページの場合(トップページとか)、内容の追随に誤差が生じる模様。

track word

ブログ用のSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)ツール。

誰かがサイトに検索で飛んできた場合に、検索キーワードを表示してくれます。さらに、同様のキーワードにマッチする他のブログを紹介するページへリンクが生成されます。例えば「姉ちゃんの詩集」だとこんな感じ

このツールがいいなと思ったのは以下の点。

  • サイトに来る人にとっては、当サイトの内容に満足できなくても、類似する話題を扱った他のブログが紹介されるので、より適切なページにたどり着きやすくなる。
  • サイトを作成している側は、類似した話題のあるサイトの存在を知ることができる。また、どのページにどのキーワードがヒットしているのかが把握できる

要するに、ブログを読む人にも書く人にも多少なりともメリットがある、というのが素晴らしいなと。

Web Scouter

スカウター : 42

「メディア影響力」を確認するツール。なんだメディア影響力って?

どうも Google のページランクとか、各種オンライン RSS リーダーの講読数だとか、ソーシャルブックマークの被ブックマーク数だとかを元に、サイトの「戦闘力」みたいなものをでっちあげるようです。ちなみに、Web Scouter の「スカウター」は、ドラゴンボールのアレが元ネタっぽい。

ちなみに、現時点の当サイトの診断結果はこんな感じ。戦闘力:1。ランキング:番外位。うはwwww。

なお、このサービスはブログに何か設置しなくても利用可能です。

feed meter

人気ブログランキング - 42

人気ブログランキングの一種。表示される星の数が人気度で、その下が更新頻度だそうです。

いまひとつ、何が楽しいのかわからないんですが、とりあえず設置してみた。

track feed

track feed

リファラ解析ツールです。読者がどこから飛んできたのかがわかる。

このツールは新しいリファラを発見する毎に、RSSでそれを通知してくれます。なので、RSSリーダーで「新しい被リンク」を監視できるという仕組み。

検索エンジンから飛んできたものも全部表示されるので、feed word とネタが被っている気がする。

by Myfuna at 2006年12月29日 08:12 Comment(2) TrackBack(0)

アンテナ展開成功!

きく8号がアンテナ展開に成功したそうです。

このアンテナ1枚の大きさは19m×17mほどで、受信用と送信用に2つ用意されています。これだけの大きさのものを小さく折りたたんで打ち上げ、軌道上できれいに展開するのにはいろいろと苦労があったようです。

宇宙で開いたアンテナ、美しいですね。

by Myfuna at 2006年12月27日 07:44 Comment(0) TrackBack(0)

感想:「姉ちゃんの詩集」

25日に届いた。

以前のエントリーで、「(秘密の詩集を弟が VIP に晒していくという)コンテキストを無視してこれを評価することはできないのだと思う。」と書いた。これは「評価に値せず」という意味ではなくて、「詩とコンテキストを切り分けて考えることが私には難しい」という意味。

今回の書籍化で、コンテキストを離れて純粋に詩だけを読めるようになったわけだが、予想以上に良かった。

楽しい詩もあれば、考えさせられる詩もあるし、意味のわからない詩もある。なんつうか、安定した自我があって、それが様々な事象を言葉にしているというのではなく、不安定に揺れる自我がごく普通の日常を様々な視点から言葉にしているという感じ。ごくありふれた光景を次々と変化する視点で見てるから、万華鏡のような楽しさがある。何人もが書いた詩をまとめて読んでるみたい。

一番印象が強かったのは「後悔」という詩。たった二行の詩なんだけど、ちょっと鳥肌が立った。

たぶん、月日が経って読み返すと、また違った感想を抱くと思う。とりあえず、大切に本棚に保管しておこう。

関連エントリー

by Myfuna at 2006年12月26日 07:59 Comment(0) TrackBack(1)

H-IIA F-11/ETS-VIII 打ち上げ画像集

P-001-13941s.jpg

JAXAデジタルアーカイブス」に、先日 H-IIA 11号機の画像が大量に追加されたのでご紹介。

続きを読む
by Myfuna at 2006年12月24日 06:17 Comment(1) TrackBack(0)

『姉ちゃんの詩集』配送が遅れているそうです

小社発行『姉ちゃんの詩集』に多数の御予約、御購買をいただき、心よりお礼申し上げます。現在、諸般の事情により、一部書店への到着、及び通信販売での配送スケジュールに遅れが生じており、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。一刻も早くお届けすべく、関係者一同最善の努力をしております。以上ご賢察 いただきますようお願い申し上げます。 講談社MouRa

Moura

だそうです。

私が Amazon に注文した分は、「発送済み、配送予定:2006/12/25」ってなってるな。

by Myfuna at 2006年12月24日 01:08 Comment(2) TrackBack(1)

漫画版「痴漢男」がものすごい勢いで完結を迎えようとしている件について

2004年11月。2ちゃんねるニュー速VIPに「ものすごい勢いで痴漢に間違えられた」というスレが立ちました。

内容としては「夜道で女性に痴漢(ストーカー)と間違えられ警察に突き出された >>1(通称:痴漢男)。誤解はなんとか解消されたものの、勘違いした相手の女性(通称:勘違い)とのフラグを失いたくないのだが、どうしたものだろうか」というお話。

2004年3月に2ちゃんねるの独身男性板で展開され、後に書籍化/漫画化/映画化/ドラマ化される「電車男」を意識したこのスレは約2ヶ月間続くことになります。

女性に縁のない主人公が、偶然知り合った女性と仲良くなって、2ちゃんねるで恋愛相談をする、という基本路線は同一なものの、「電車男」が自分に自信のないヘタレが徐々に成長していき恋を成就させる成長物語だったのに対して、「痴漢男」は偶然知り合った男女が恋と友情の狭間に揺れる青春物語となっています。なんつうか、「痴漢男」の方がより正統的なトレンディードラマっぽい感じ。ただまぁ、主人公が Vipper なんだけどな。あと「痴漢男」ってタイトルで損してる部分があると思う。

「電車男」と同じように「痴漢男」も「まとめサイト」が存在していて、ほぼ全文を Web で読むことができます。ただこれかなり長い。私は、レス付きのバージョンは途中まで読んで挫折しました。ちょっと雰囲気がスポイルされてますが、1 の発言だけを抜き出したバージョンの方が長さ的には手ごろかと思います。

ところで、この「痴漢男」を漫画家して Web で公開されている方がいます。元の話がかなり長いので、以前見かけたときは完結まで描けないだろうなとか思っていたのですが、最近確認してみたところ最後のクライマックスにさしかかろうとしています。

現時点で629ページ。毎日数ページ更新が続いています。オリジナルが2004年の12/31に集結を迎えたのを意識してか、年内の完結を目指しているようです。

この漫画、主人公の感情表現がかなり上手。改めて漫画版で読んでみると痴漢男の面白さは、男性側の視点をリアルに描いている点にあるのかもしれない。

線がちょっと荒いのと、内輪受けっぽい小ネタやパロディが多いので、その辺で好みが分かれるかも。でも、前半に比べて後半になるにつれ漫画としての完成度はどんどん高くなっていきます。

「痴漢男」を知らない方は、ぜひ漫画版から読まれることをオススメします。オリジナルを知ってる人にももちろんオススメ。

なお、「痴漢男」は書籍化/映画化もされています。それらについてはよく知りません。また、ネタかネタでないかって議論はあんまり興味なし。

最後になりましたが、漫画版の作者の方、がんばれ。

by Myfuna at 2006年12月24日 00:08 Comment(2) TrackBack(1)

太陽観測衛星「ひので」の初期観測成果

P-041-13946.jpg
『提供:NAOJ・JAXA』

9月23日にM-Vロケットで打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」の観測結果が公表されています。

素人目にはなんだかよくわからんけどすげえや、って感じ。

ここで軽く太陽についておさらいしておきましょう。(参考:Wikipedia)

  • 地球からの距離: 149,597,870 km
  • 推定年齢: 46億歳
  • 直径: 1,392,000 km (地球の109倍)
  • 質量: 1,989,100,000,000,000,000,000,000,000,000kg (地球の333,400倍)
  • 表面重力: 27.9 G
  • 組成: 水素:73.46%, ヘリウム: 24.85%

直径が地球の109倍もあるってことは、「ひので」の写真で表面から吹き上げてる炎って地球をすっぽり覆ってしまうぐらいどでかいものなわけですね。

ところで、新しい観測機器が登場して観測精度が向上すると、さぞやいろいろな謎が解明されるんだろうな、と思っていたのですが、どうもそうゆう話ばかりではないようです。もちろん、今までの謎が解けることも多いのですが、今まで知られていなかった不思議な現象が観測されることも多いらしい。

科学観測は、古い謎を解明すると同時に、新しい謎を発見するための手段でもあるわけですね。こうして発見された謎が研究テーマとなり、様々な理論が検討され、いずれ新しい観測手段により理論が証明され、そしてまた新しい謎が発見される、と。

そう考えると、打ち上げ前に「この観測衛星は何の役に立つのだ?」って尋ねるのはなかなか答えづらい質問なのかもしれない。もちろんいろいろな想定と期待はあるだろうけど、「想像もしてなかった何かを見つけること」が最大の成果だろうから。

by Myfuna at 2006年12月23日 22:54 Comment(0) TrackBack(0)

ディスカバリー帰還

166223main_06pd2852-m.jpeg

日本時間12月23日午前7時32分、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸しました。

今回の着陸は天候が悪く、複数ある着陸候補地のどこに着陸するのかなかなか決まらなかったんですが、設備の整ったケネディ宇宙センターに着陸できてなによりです。

今回のミッションの画像やビデオが、NASA のサイトでたくさん公開されてるんですが、これみてるとやっぱり憧れるねぇ。

さて、来年のシャトル打ち上げ予定はこんな感じ。

1年後の STS-123 は、 日本製実験モジュール「きぼう」の打ち上げ第一弾なので、かなり話題になると思います。

by Myfuna at 2006年12月23日 12:05 Comment(3) TrackBack(0)

「姉ちゃんの詩集」本日発売

えー。当ブログ、自分ではロケットやらゲームやらの小ネタを多く書いてきたつもりなんですが、アクセス数的には「姉ちゃんの詩集」関連がダントツで1位、それをだいぶ引き離して「デジモン」、それ以外は全部併せても詩集ネタの半分以下という状況でして、アクセス数からみると「姉ちゃんの詩集」専門ブログと言っても過言ではない感じ。となると、このニュースは取り上げねばなるまい。

「姉ちゃんの詩集」が本日(12/20)発売開始だそうです。

by Myfuna at 2006年12月20日 01:09 Comment(0) TrackBack(1)

ブログバトラー

なんだかよくわからんのだが、一応登録してみた。

<<<こちら

by Myfuna at 2006年12月19日 11:12 Comment(2) TrackBack(2)

H-IIA 11号機打ち上げ成功

『3』
「全システム準備完了」
"All system ready"
『0』
「メインエンジンンスタート」
"Main engine ignition"
「SRB-A 点火、リフトオフ!」
"SRB-A ignition, liftoff♪"(←ここが可愛い)

というわけで、H-IIA 11号機、打ち上げに成功しました。

現在、きく8号は正常に静止トランスファー軌道を飛行中。太陽電池パネルの展開と太陽補足に成功しています。

今後のイベントは、4回のAEFにより静止軌道に遷移。その後、巨大なアンテナの展開となります。詳しくは以下を参照してください。

なにはともあれ、めでたいめでたい。

by Myfuna at 2006年12月18日 23:03 Comment(2) TrackBack(1)

シャトルミッションをウォッチしよう

165236main_s116e05983.jpg

ISS繋がりで、現在 ISS とドッキング中のシャトルミッションの楽しみ方なんぞを。

ISS(国際宇宙ステーション)は、アメリカ、日本、カナダ、ヨーロッパ各国、ロシアが協力して、高度400kmに宇宙ステーションを建設しようというプロジェクトです。宇宙ステーションの部品は40数回に渡って打ち上げられ、段階的に建築されていきます。

現在飛行中のシャトルは、この ISS の建築作業の一部を担当することが主なミッションとなります。ISSは日本も参加しているプロジェクトなので、ISS建築に関するシャトルミッションに関しては、JAXA が主な情報を翻訳して Web で公開しています。

上記のサイトでは、毎日 NASA が発表するステータスレポートが翻訳されていて、シャトルのクルーが毎日どんな作業を行っているのかを知ることができます。

シャトルの日々の活動は、NASA TV によって映像としても公開されています。当然のことながら英語な上に、素人目には何をやってるのかわからないことも多いのですが、2ちゃんねるに実況スレが立っていて、あわせて見ると大体何をやってるのかは理解できます。

この他、各種報道資料画像や動画なども公開されています。特に画像と動画は、えらく高解像度のもが無造作に置いてあって、いろいろと素晴らしすぎる。

さて、来年度からは日本の実験モジュール「きぼう」のISSへの取り付け作業が始まります。日本のきぼうサイトもますます頑張って欲しいと思います。

by Myfuna at 2006年12月17日 16:39 Comment(0) TrackBack(0)

ISSを観察してみよう

現在シャトルがドッキング中のISS(国際宇宙ステーション)ですが、条件が良い時には肉眼で観察することができるそうです。

で、本日(12/17)は東京近辺から、かなり良い状態で ISS を観察する条件が成立しているらしい。

17:33:30に南西の方から昇ってきて、17:36:00に南東方向で最大仰角60度。これ以降は東北東の方に沈んでいき、17:37:00に見えなくなる、と。

現在の関東の天気はうす曇りという感じなので、もうちょい雲が晴れれば見ることができるかもしれない。散歩がてら空を見上げてみることにします。

なお、ISSは明日(12/18)夕方に日本海上空を通過するので、この時もチャンス有り。

お住まいの場所によって見え方が違うので、このページでチェックしてみてください。

by Myfuna at 2006年12月17日 15:33 Comment(4) TrackBack(1)

セレーネ「月に願いを」キャンペーン

以前にも紹介したけれど、ISAS に新しいサイトができたので、もう一度ご紹介。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2007年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE(セレーネ)」の打上げを予定しています。
 セレーネは、「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしている衛星で、アポロ計画以来最大の月探査計画です。
 JAXAでは、セレーネに載せて月へ送る「お名前」と「メッセージ」を募集します。皆様の思いのこもったメッセージをお待ちしています。

キャンペーン募集期間は1月31日まで。インターネットでもハガキでも応募可能です。
応募ページはこちら>>

半径5mぐらいの人に紹介してみたところ、全員に「いくらかかるの?」と尋ねられました。無料ですのでお気軽にどうぞ。

by Myfuna at 2006年12月17日 09:17 Comment(0) TrackBack(1)

Areae, Inc

cartoon.png

SOE を去った後の去就が注目されていた、元 SWG チーフデザイナーの Raph Koster氏が、Areae, Incという会社を立ち上げたようです。

以下関連記事。

当然 MMO 的なサービスの提供を目的としているようですが、古典的な MMORPG を作る気はないようですが具体的なところは不明。

Raph 氏は以前から、「狩場だとかクエストだとかをデザイナーが提供して、ユーザがそれを消費していく形式」はもはや発展の余地がなく、「ユーザがコンテンツを創造してける、プラットフォームとしての仮想世界」が今後求められていくことになる、という主張を繰り返しています。

特に Second Life の成長を、Web 2.0 的な CGM と絡めて賞賛しており、Areae, Inc もその延長線上にあるものを狙っていると予想されます。

なにはともあれ、今後の展開に期待したいと思います。

by Myfuna at 2006年12月17日 08:44 Comment(4) TrackBack(0)

きく8号の打ち上げは、12/18に延期

2006年12月16日 5時20分

打ち上げ延期

第2回GO/NOGO判断の結果、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲が観測され、打ち上げ時間帯まで回復の見込みがないため、打ち上げ時刻を12月18日15時32分〜15時44分に延期します。
カウントダウンレポート

泣く子と天気には勝てないですね。しかし、リアルタイムで見れなくなってしまった。

by Myfuna at 2006年12月16日 07:06 Comment(0) TrackBack(0)

きく8号(ETS-VIII)/H-IIAロケット11号機 打ち上げ準備中

tnscnow01.jpg

12/16 午後3時32分に、種子島から技術試験衛星「きく8号」が打ち上げられる予定です。

今回の見所は、こんな感じ。

  • 打ち上げに使われる H-IIA ロケット 11号機は、固体ロケットブースタ(SRB-A)を4本使用する204 型で、5.8トンを静止トランスファー軌道に打ち上げる能力を持つ。204型の打ち上げは、今回が初。
  • 今回の衛星、きく8号は巨大なアンテナを持った通信衛星で、静止衛星としては世界最大級の大きさ

衛星放送や GPS など、我々の身の回りでも衛星から電波を受信することはごく普通に行われています。その一方で、地上から衛星に対して電波を発信するのは専門の送信局に限られているのが現状です。

きく8号は、大型のアンテナを持った静止衛星を打ち上げることによって、地上から衛星への送信機を携帯サイズにまで小型化すると同時に、より高速な通信を可能にしようという試みです。

当面は、山間部での大規模災害発生時の利用を考えているようです。

登山中に遭難してしまったとき用に、GPSと連動して救難信号を送信するための小さな機器なんてのは便利そう。あと、人口密度が高く地上の通信網が発達している日本よりは、海外での需要が多そうな気がします。

何はともあれ、まずは無事に運用が開始されることを期待しましょう。

by Myfuna at 2006年12月16日 05:18 Comment(0) TrackBack(0)

ふたご座流星群

流れ星を見たことがありますか?

12月13日から14日かけて、ふたご座流星群が観測できるそうです。時間は一晩中。ただ、夜中過ぎになると月が昇ってきてしまうので、20時から24時ぐらいが観測しやすいらしい。

流星群は以下の理由で、天文に興味のない方でも観察しやすい天文ショーです。

  • 特別な観測機器がいらない。肉眼で見ることができる
  • 観察可能な時間帯が長い上に、世界中どこでも観測することができる

近くに街灯などの光源がなく、全天が見渡せる広い場所で観察することが理想的です。コツは暗闇に目を慣らすこと。明るいところから暗いところへ出ると、目が完全に慣れるまでに5-10分ほどかかります。

流星の多くは微かな光しか放ちませんが、時には1等星よりも明るく輝くことがあります。いくつかでも星が見えている場所であれば観測のチャンスあり。帰宅時にちょっと寄り道して冬の夜空を眺めてみるのもいいかもしれません。

ただ、天候がちょっと心配

by Myfuna at 2006年12月13日 00:32 Comment(4) TrackBack(0)

STS-116 ディスカバリー打ち上げ成功

天候で2日ほど延期されましたが、STS-116 ディスカバリーが打ち上げに成功しました。

ネット中継で見てたんですが、夜間打ち上げかっこいいねぇ。

12月16日午後15時32分〜44分に、日本でもきく8号の打ち上げが予定されていて、こちらも楽しみ。

by Myfuna at 2006年12月10日 11:09 Comment(1) TrackBack(0)

「ネットゲーム」?

圭骸「ほんとご用心。ペットボトルは都会の地雷ですよ。ネットやってる人ならわかるだろうけど、ネットゲームやりながらボトルにジョーロをつけて、尿意を開放するんですよ」

月間COMICリュウ1月号 吾妻ひでおの失踪入門 第3回

その発想は無かったわ…。

by Myfuna at 2006年12月09日 12:17 Comment(2) TrackBack(0)

はやぶさ2応援スタンス

「はやぶさまとめニュース」の以下のエントリーは、自分もすごく気になっていたことなので、ちょっと書いてみる。

躊躇した理由

財務省は日本という複雑怪奇なシステムに対して税金をいかに分配するかをものすごく真剣に考えているだろうし、財政再建が叫ばれる昨今、余ってるお金などないはず。だから、俺なんかがちょろっと意見しただけで、ほいほいとお金を配るはずはないし、またそうであってはならないと思う。

JAXAはJAXAで、三機関統合の結果プロジェクトの整理統廃合が強く求められており、その中で民間企業との協力体制の構築、打ち上げシステムの信頼性の向上、打ち上げ史上における国際競争力の維持、新規技術も開発しなきゃいけないし、国際協力もしなきゃいけない、という困難な組織運営を限られた予算で何とか切り盛りしているはず。

そんな状況の中で、内部事情もよくわかってない素人が大声をあげたり、いたずらに批判的言動をするのは、ちょっとな・・・という思いがある。

また、[はやぶさニュース]さんで指摘されているように、仮に「はやぶさ2」が実現したとして、それによって別のプロジェクトが打ち切られるようなことになった場合、それが真に望ましい結果なのかはよくわからない。

自分はもしかして、素人受けする「はやぶさ」というキラキラ輝くプロジェクトに目をくらまされて、地味だけど将来大きく成長するはずだった別の芽を踏み潰そうとしているのではないか、って不安もある。

なので、実際に行動に移すまではかなり躊躇があった。

行動を開始した理由

でも、こう考えることにした。

関係機関にメールを送ることによって、私が日本の宇宙開発に興味を持ち、その動向に対して大きな関心を抱いていることが伝わる。メールの内容はとんちんかんかもしれないけれど、国策としての宇宙開発を支持していることは伝わるだろう。これはものすごく小さな規模だけど、良い方向への変化だ。

また、メールしたことをブログの記事にすることによって、このブログの読者は、「はやぶさ2」というプロジェクトの存在と現状を知る。すごく少ない数かもしれないけれど、宇宙開発にあまり関心のない何人かが、「はやぶさ2」の計画の存在を知ることになる。それに対して賛同するかどうかはわからない。でも、知るということは良い方向への変化だ。

「はやぶさ2」は、ほんとにほんとに実現して欲しい。だからメールを出してみよう。結果としては何の力にもならなかいかもしれない。それでも、現状よりも何かが良い方向へ動くのであれば、やってみよう。

もしそれによって、他のプロジェクトが犠牲になりそうであれば、「はやぶさ」がそうしたように、ぜひ状況を詳しく教えて欲しい。プロジェクトの意義が私に理解できたら、そのプロジェクトも一緒に応援するから。

リスクを犯して実際にやってみることによって、はじめてわかることもある。そして予想外のトラブルが発生したとしても、それを解決する方法はきっとある。

はやぶさの冒険に比べれば、とても小さな話だけど、とりあえず一歩踏み出してみよう。

うーん。なんかまとまらなくなってきたので、このへんで

2006/12/9追記:この記事は当方のミスで消失してしまいましたが、はやぶさまとめ管理人様のご好意により無事に復活させることができました。お手数をお詫びすると共に、心遣いに感謝致します。ありがとうございました。

by Myfuna at 2006年12月06日 03:28 Comment(6) TrackBack(1)

はやぶさ2を応援します!part2

松浦晋也のL/Dの以下のエントリーを受けて、財務省だけでなく JAXA にもメールしてみました。

送った内容は以下の通り。

JAXA理事長:立川敬二様、同副理事長:間宮馨様

私は「星の王子さまに会いに 行きませんか」キャンペーンに応募させていただいた者です。
自分の名前が遠くの星に届けられるその日を楽しみにして、打ち上げ以来ネットではやぶさの動向を興味深く拝見させて頂きました。

長い時間をかけてはやぶさが宇宙を渡っていく中で、何もないと思っていた宇宙空間にも様々な危険があり、多くの困難があることを知りました。

そして、度重なるトラブルを創意工夫と熱意と努力でひとつづつ乗り越えていかれるはやぶさプロジェクトの方々の活躍に、科学とは単に知識の獲得だけを目的とするものではなく、仮説を立て実証方法を検討し、そのための技術を開発し、実際に運用してみる、その全てのステップがとても価値のあるものであることを教えていただきました。

そして、イトカワの上にはやぶさの影が落ち、そのすぐそばに白く輝くターゲット・マーカーが写っているいる一枚の白黒写真。あの写真を見たときの興奮と感動は私にとって一生忘れることのない、かけがえのない体験となりました。

先日はやぶさサイトにて、「はやぶさ2」が計画されていること、また早急に準備を始めければプロジェクトの成果が大きく損なわれること、一方で2007年度の予算獲得が厳しいことを知りました。
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_48.html

JAXA という組織は、潤沢な予算が与えられているとはいえない中で、数多くのプロジェクトを準備されており、どのプロジェクトを優先させるべきかは、とても難しい問題であると認識しています。

すでに運用中である「ひので」「あかり」「だいち」などの成果や、近日打ち上げ予定の「こだま」、最近「月に願いを」キャンペーンが始まったセレーネ(もちろん今回も応募させていただきました)、「きぼう」モジュールの ISS へのドッキングなども楽しみにしております。

また、より生活に密着した気象衛星や情報偵察衛星の安定運用、並びにH-IIAロケットの改良や新規ロケットの開発などのミッションももちろん重要であると思います。

それらを踏まえた上で、真に勝手な希望ではありますが、「はやぶさ2」プロジェクトの予算処置についてご配慮を頂けないでしょうか。

とりとめのない内容になってしまい申し訳ありません。
JAXA の今後の発展と成果に期待しています。

今回は、本家本元に送る手紙ということで、「はやぶさの意義」みたいな釈迦に説法な内容は避けました。また、あくまで勝手なお願いを送りつける立場なので、敬意を表すべき点については敬意を示したつもりです。

あとはまぁ、素直に書いたつもり。読み返すといろいろとアレだが、いつものことなので気にしないことにする。

by Myfuna at 2006年12月06日 01:45 Comment(2) TrackBack(1)

「姉ちゃんの詩集」特設サイトができたようです

いつのまにかできてた。

まだあちこち製作中だけど、気になるキーワードをピックアップ

  • 隔日更新収録未公開詩
  • 期間限定公開 サマー本人が朗読する「姉ちゃんの詩集」 12月7日配信開始
  • 日本初!電子書籍版同時発売 詳細は近日公開
by Myfuna at 2006年12月04日 09:17 Comment(0) TrackBack(3)

はやぶさ2を応援します!

ひさしぶりに、MUSES-C「はやぶさ」の話題。

いままでのあらすじ

  • 約30億kmの彼方で、ついに小惑星イトカワへのランデブーを果たした「はやぶさ」。しかし、燃料漏洩により姿勢制御ができなくなり2005年12月に交信が途絶してしまう。
  • 2006年1月。はやぶさからのビーコンを再受信。姿勢制御に成功するものの、搭載したリチウムイオン電池が故障、化学系推進機関の燃料・酸化剤が喪失していることが確認される。
  • その後、はやぶさはゆっくりと地球に接近を続け、現在距離1億1000万km。
  • 来年2月には、イオンエンジンを噴射してイトカワ軌道から離脱、地球帰還軌道への遷移を開始する予定。
  • うまくいけば2010年6月にサンプルの入ったカプセルが地球に帰還する。

詳しくは、以下の記事を参照。

はやぶさ2に向けて

さて、はやぶさの帰還に向けて懸命の努力が続いている一方で、「はやぶさ2」の構想が持ち上がってる。

これは、はやぶさの同型機(今回問題が発生したリアクションホイールや燃料タンクなどは改修)を別の小惑星に飛ばそうというもの。小惑星といってもいろいろと種類があるので、1号機で得られた知見を生かしてどんどん小惑星を探査していきましょう、というのは当然の発想。繰り返すことによって技術が洗練されていくし、コストも下がっていく。また、この手のプロジェクトは数年の期間を要するので、世代交代をにらみつつある程度のペースを継続していかないと人材の育成上もよろしくない。

現在のプランでは、2007年度にはやぶさ2プロジェクトを立ち上げて、2010年に打ち上げ、2015年に地球帰還という計画なんだけど、どうも2007年度に予算がつくかどうかが微妙らしい。

一方、アメリカでは「OSIRISミッション」という計画が持ち上がっている。これは、2011年に小惑星探査機を打ち上げて、「世界初の小惑星からのサンプルリターンを成功させよう」というもの。

はやぶさ1号機が、無事にサンプルを持ち帰ってくれれば、世界初の称号ははやぶさのものになるけれど、帰還そのものが綱渡り状態な上に、サンプルの採取に成功しているかどうかは現時点では不明。

科学の世界では世界初のものが業績として高く評価される傾向があるので、アメリカと日本、どちらが先に成功させるかは大きな問題となる。

もちろんアメリカと日本は協力関係にあるので、合同プロジェクトという選択肢もあるのだけど、その場合でも OSIRIS プロジェクトに日本が協力するのと、はやぶさ2プロジェクトにアメリカが協力するのでは全然意味が違ってくる。

てなわけで、なるべく早く予算をつけてもらって検討フェイズを進めていくことが重要らしい。

具体的には、以下のリンク参照。

要約すると「応援してください、「はやぶさ2」。「はやぶさ」の成果があぶない。」とのこと

ところで、愛国心を欠片も持ち合わせていないおいらとしては、アメリカの成果になろうが、日本の成果になろうが、実はあまり興味はない。広い意味で人類の成果になるんだから、それでいいんじゃね?とか思ったりもする。

だけど、はやぶさプロジェクトのスタッフの努力、特に強いモチベーションと知的努力によって不可能とも思える困難をねじ伏せていく姿を大いに尊敬している。こんな素晴らしいスタッフが、その業績を横からかっさらわれるなんてことはあってはならないだろう。

はやぶさ2を応援する

てなわけで、微力ながら全力で応援することに決めた。

とりあえず、財務省に「はやぶさ2」の予算をおねだりしてみようという運動があるので参加。「財務行政へのご意見・ご要望の受付」に、以下の文章を登録してみた。

小惑星探査機「はやぶさ2」予算についてのお願い

主計局文部科学省担当御中

独立行政法人・宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙科学研究本部(ISAS)のはやぶさプロジェクトへの予算措置をお願します。

私は、日本の宇宙開発に興味を抱く者ですが、先日はやぶさサイトにて、「はやぶさ2」が計画されていること、一方で2007年度の予算獲得が厳しいことを知りました。

http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_48.html

2005年11月の小惑星イトカワへのタッチダウンとそれによって得られた科学成果は、世界的な注目を受けるにたる快挙であると思います。同時に、多くの困難を抱えながらミッションの完遂に向けて着実に成果を重ねていくはやぶさプロジェクトスタッフの姿は、未知の地平に漕ぎ出す知的冒険の素晴らしさと、困難に対していかに立ち向かうべきかを広く国民に対して示したという点で、国家的プロジェクトとして相応しい成果を上げたと思います。

聞くところによれば、2007年度に「はやぶさ2」のための予算が獲得できなければ、今回のプロジェクトで得られた成果や知見が大きく損なわれるとのこと。とかく失敗ばかりがクローズアップされがちな日本の宇宙開発の中で、多くの人々に興奮と感動を与え、愛されているはやぶさプロジェクトが、今後も継続されることを切に願います。

この手の請願は、ある程度の数が集まることが重要らしいので、内容の稚拙さは気にしないことにする。

国家レベルの大規模な組織には様々な利害関係があり、限られた予算をどう使うのかは難しい問題だろう。たまたま大きな声を出したところに安易に予算が流れてしまうのもよろしくない。だけど、「国民の理解が得られないから」という理由ではやぶさ2の予算が削られるような事態は避けたいと思っている。

関連リンク

by Myfuna at 2006年12月03日 21:02 Comment(1) TrackBack(1)

姉詩集書籍化

以前紹介した「姉ちゃんの自作詩集」の発売日が決定しました。

「姉ちゃんの詩集」(著者:サマー)。12/21、講談社から。定価1000円。

2ちゃんねるのレスは含まず、あくまで詩集という形になる模様。その代わり、未発表の詩や書き下ろしエッセイを含むらしい。

もちろん購入予定。詩集なんて買うのは久しぶりだな。

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